小樽築港機関区

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2018年10月31日水曜日

西武 旅するレストラン 52席の至福 乗車記 2018.10.21

 今回、電車利用で秩父に行ったのは、西武鉄道の 52席の至福 のディナーコースに乗車するためでした。

 ディナーコースなので、西武秩父駅の発車は17時42分と、既に夕闇が迫る時間です。


 1番線からは、武甲山をバックに特急ちちぶが発車して行きました。


 使用車両は52型と称していますが、400系をレメイクしたものです。


 トランプの枚数と同じ52なので、車両ごとに4種類のマークとテーマが描かれています。


 既に3号車の厨房では、食事の準備が進められています。


 各席のテーブルには、コース料理の準備がされていました。


 車内デザインは、隈研吾さんの手によるものだそうです。


 食事の内容は省略して、車内の様子を。

 先ずは調理室である3号車。見られることを意識したしつらえです。


 先頭の1号車はイベント車両なので、全くそっけない内装です。


 車端部には木製の銘版が。


 トイレは1号車の1カ所のみ。


 食事中には、車内演奏も行なわれました。


 食後のデザートには、スタッフからのメッセージが。


 途中駅で特急に追い越されながら、2時間20分の旅でした。


 この日は西武新宿駅行きでしたので、途中で2回進行方向が変わりました。

2018年10月29日月曜日

西武秩父線とELパレオ 2018.10.21

 つい先週の事ですが、久方ぶりに西武の特急レッドアローに乗車、そして秩父鉄道の C58363 故障に伴う、ELパレオ を見てきました。

 秩父鉄道に撮影に行くときは、専らクルマで追いかけるのですが、今回は別の目的があり、西武鉄道利用となりました。


 西武池袋駅で、特急の発車までの間に通勤電車を見ていたのですが、最近の全面デザインは各社個性的です。


 この黄色が登場した時には、オレンジとクリームの2色塗りが良いと思ったのですが、この黄色ですら少なくなってしまいました。


 特急が入線してきましたが、折返し運用のため、暫し車内清掃です。


 実は NRA ニューレッドアローに乗るのは初めてですが、間もなく新型が投入されるようです。


 横瀬駅で降りましたが、結構な数の降車客があり、特急を停車させていることに納得。

 ここの構内には多くの車両が保存されていますが、公開されるのはイベントの時だけです。


 E854 が、顔をのぞかせていました。


 駅の周りをうろついて、次の電車で西武秩父駅に向かいます。


 西武秩父駅の構内では、駅に付属の温泉施設と、レストラン列車 52席の至福 の宙吊り広告が目立ちます。


 そのエキナカで食事をして市内観光に向かったのですが、秩父鉄道お花畑駅の踏切の遮断機に引っ掛かりました。


 C58363 故障に伴う EL PALEO が、丁度やって来ました。
 編成の前後にELを連結したプッシュプル編成です。


 面白そうなので帰りの列車の撮影をもくろみ、観光を中断して影森駅に向かいました。


 乗車してきた影森駅止まりのTQ電車が、折り返して帰って行きました。

 撮影地に向かう途中では、急行秩父路5号が後ろからやって来ます。


 SLの撮影ポイントに行ってみると、何人かのファンの姿がありました。

 今回は撮り鉄では無いので、コンパクトカメラしか持参しませんでした。


 SLと同じように撮ってみましたが、これもなかなか魅力的です。


 最後尾にも先程のELが付いていますが、良く見るとパンタを下げていて、プッシュプル運転ではありませんでした。

2018年10月27日土曜日

復活初年度の SL冬の湿原号(その3) 2000.2.5

 3日目です。

 この日は C11171 をアップで撮影すべく、塘路駅の先の踏切に三脚を立てました。

 ここからは、背後の山に登って行く同好の士が良く見え、踏切番の職員の方と、あの人は健脚だ、あの人は道を間違えている、などと話しながら列車の通過を待ちました。


 塘路駅を発車して、まもなく直線の向こうに姿を現わしました。


 今日も風が強いのですが、空は晴れ上がっています。


 通過後は追いかけて行き、五十石駅の先のオーバークロスする道路で待ち構えました。


 この場所は、今では障害物があり、撮影が困難になってしまいました。

 帰りの列車は、遠矢駅の手前から線路沿いに釧路川あたりまで入り、岩保木水門の近くに行きました。


 このあたりでは既に陽が傾き、赤い光線になっています。


 白煙をなびかせながら、かなりの速度で通過して行きます。


 復活初年度の撮影はこれで終わり、気に入ったので、また来年訪れることにしました。

2018年10月25日木曜日

復活初年度の SL冬の湿原号(その2) 2000.2.4

 前回に続き、SL冬の湿原号 の撮影2日目です。

 最初は釧路駅と東釧路駅の間の釧路川の鉄橋ですが、一般的には東釧路駅側の橋の袂から撮るのですが、並行する道路橋からにしました。


 天気は申し分ないのですが、この日は北風が強く、煙がこちら側に流れてしまいました。


 次の撮影地として、昨日撮ったシラルトロ湖の駐車場に向かいました。

 昨日は帰りの列車なので、逆光になって見えにくかったのですが、今日は順光なので良く見えると思ったのです。


 思惑は見事に外れ、列車はバックの木々の中に沈んでしまい、見えるのは煙ばかりです。


 この先は、標茶駅に行ってみました。


 機回し中の C11171 を撮影後、帰りの列車の撮影場所を思案しました。

 昨日は駐車場から撮ったため列車が沈んでしまったので、今日は頑張って背後の斜面を登ってみました。


 辛うじて雪原にシルエットで抜くことができました。


 しかしながら、昨日のような煙は無く、転がって行ってしまいました。

2018年10月23日火曜日

復活初年度の SL冬の湿原号(その1) 2000.2.3

 SL冬の湿原号 につきましては、デジタルでの撮影分は既に掲載していますが、フィルムでの撮影分を、今後順次載せて行きます。

 2000年の1月に復活した、冬の北海道を走るという魅力的なSLを求めて、早速2月初旬に渡道しました。
 復活最初の年なので、まだ情報が不十分で、2.5万図を眺めながらの場所探しでした。

 沿線各地には展望台と称するものが散見されますが、そのうち塘路駅から程近い、サルボ展望台に上ってみました。
 ここは遠くに阿寒岳も望める場所で、塘路駅に進入して来る列車が遠望できます。


 しばらく停車後、煙とドレーンを吐きながら、発車して来ました。


 非常に良い天気なので、強い逆光になってしまいます。


 国道と並走し、眼下を通過してしばらくすると、遠くの雪原に再び姿を現わします。


 引いて撮ると、雌阿寒岳、雄阿寒岳が並んで入ってくれます。


 足元に気を付けながら下に降りると、もう追いかけはできません。

 帰りの列車の撮影は、茅沼駅と塘路駅の間のシラルトロ湖の駐車場で、遥か湿原の先の線路に向けてカメラをセットしました。


 強い逆光の中を、良い煙をなびかせながら、C11171 がバック運転で走って行きます。


 今回が初めての撮影だったので、慣れない雪道を追いかけもせず、この日はこれで終えました。