2021年8月30日月曜日

 小海線 と 野辺山SLランド 2001.8.27

 例によって8月末にとった夏休み、長野県の目的地には中央道から小海線沿いで向かうコースで行くことにしました。

 途中での寄り道が目的で、先ずは小海線の小淵沢駅の先の大カーブです。


 SL現役の頃からの名撮影地で、殆んどそのころと同じように撮れるのですが、この日は夏霞みとでもいうのか、遠くの山が霞んでしまっていました。


 小海線沿いを走り、次に訪れたのは野辺山駅の手前の、野辺山SLランドです。

 ここでは電気式ボイラーを背中に乗せた、ベルギー製のSLが運転されています。


 線路の周りには花々が咲き乱れていました。


 横から見ると、背中の荷物が重そうです。


 ここを辞して少し走ると、野辺山駅の近くに C56 が保存されていました。

 C5696 ですが、屋根付きでの保存にしては手入れが行き届いていません。


 家族に文句を言われないように寄り道はここまでとして、本来の目的地に向かいました。


2021年8月28日土曜日

 大井川鐡道の SL三重連 2001.7.15

 大井川鐡道で、SLの三重連が運転されるというので、何はさておき参上しました。

 大変な人出が予想されたので、広い場所で車も停められるところとなると、大井川第一橋梁が賢明であろうと思い、向かったのです。

 案の定、多くの鉄であふれていましたが、さすがにここは広いので、早速場所を確保し、三脚をセットしました。

 ドピーカンなのは結構ですが、強い光線と高温の中、待ちくたびれた頃、上りの普通電車が通過して行きます。


 家山駅で交換し、いよいよ三重連が登場しました。


 C108 が先頭です。


 次位に C11227 、そして C12164 と、順に繋がっていました。


 河原にセットしたカメラには、三重連にはお構いなしの、釣り人の姿が写っています。


 真横に近づいたところも撮影しました。


 二枚目までは撮れたのですが、このあとは煙に巻かれてしまいました。


 機材を撤収し、千頭駅での撮影会に参加します。


 C108 には、記念のヘッドマークが付けられていました。


 大勢の人をかき分けながら、アングルを探します。


 ひとしきり撮って引き上げましたが、このような有様でした。


 帰りの列車の撮影も大井川第一橋梁です。


 方向転換した C108 と、背中合わせの C11227 が、重連で牽引して来ました。


 そして最後尾には、C12164 がぶら下がっています。


 これにて、暑い夏のお祭りが終わりました。


2021年8月26日木曜日

 復活SL SL函館大沼号(その3) 2001.5.8

 前日までの撮影2日間はあまり天気が良くなかったのですが、3日目はさらに悪く、朝から雨模様でした。

 この日も最初は七飯駅と大沼駅の間です。

 昨日同様、レッドベアが貨物を牽引してやって来ました。


 やがてトンネルを出た C11171 が、車体に白煙を巻き付けながら近づいて来ます。


 この日は下り列車が、バック運転での牽引でした。


 インカーブ側からも撮影します。


 昨日と同じく、赤井川駅で追い越した列車を待ちました。


 今回は駅ホームのすぐ先です。


 お次もやはり同様に姫川駅に行きましたが、この日は振り子特急の通過に間に合いました。


 そして、上りの普通DCが到着します。


 閉塞が開くと、すぐに発車して来ました。


 天候が悪い分、白い排気があたり一面に広がって残ってくれます。


 撮影後は、折返しの森駅に行ってみました。

 C11171 は駐車場近くの側線に停まり、給水を受けています。


 構内のヤードでは、DE10 が列車の後部に付替えられていました。


 砂原回りの上り列車の撮影は、やはりうまい場所が見つからず、鹿部駅と銚子口駅の間の線路際からです。


 今回は正向きなのでまだましでしたが。


 最後は大沼駅の先の、道路橋の上からです。

 小雨に煙る薄暗い中を、白煙を吹き上げながら近づいて来ました。


 ドレーンは、ずーっと切りっぱなしです。


 そのおかげで後補機は全く見えませんでした。


 これにて3日間の撮影を終了し、函館空港に向かいました。

2021年8月24日火曜日

 復活SL SL函館大沼号(その2) 2001.5.7

 宿泊地から車を走らせ、向かったのは昨日と同じ七飯駅と大沼駅の間の勾配区間ですが、今度はトンネルの出口付近で、やはり桜が咲いているのが気に入りました。

 カメラアングルを決めていると、トンネルから轟音と共にレッドベアが飛び出してきました。


 しばらく待つと SL函館大沼号 がやって来て、トンネルからあふれ出る煙を期待したのですが、この日も大して力行していません。


 さくらを絡めてのショットは撮影できました。


 お次は赤井川駅の構内です。


 こんな場所の方が、迫力ある姿を見せてくれました。


 そして、交換のため停車時間の長い姫川駅に向かいます。

 天候が悪化し、露出が上がらない中を、交換の上りDCが到着しました。


 発車時間になり、ドレーンを切りながら近づいて来ます。


 ドレーンと白煙に包まれて、後ろが見えなくなってしまいました。


 帰りの砂原回りの撮影は、適当な場所が見つからず、鹿部駅と銚子口駅の間で、線路際からでしか撮れません。


 ここでも煙は盛大に出してくれました。


 最後は目一杯のアップで、目立たない色のヘッドマークを撮影します。


 一旦大沼公園駅にバックした列車を、今度は大沼駅の構内のはずれで待ちました。


 横風に煙が流され、またしても列車の後部が見えなくなってしまいました。


 明日は撮影の最終日です。