2017年5月6日土曜日

函館本線 C62重連 1970.3.21

 北海道でのSL撮影と言えばC62重連をまず思い出しますが、この日の最初の撮影地、倶知安峠に挑むC62重連を求めて、小沢駅に向かいました。

 急行らいでん1号で向かいましたが、余市駅で対向の普通列車と交換ですので、車窓からその様子を撮影です。

余市 135レ

 小沢駅に到着です。

 今では無人駅になってしまいましたが、この当時は駅構内も広く活気があり、廃線となった岩内線の分岐駅でもありました。


 小沢駅を出て、撮影地を求めて倶知安駅方向へ歩いて行きましたが、線路の両側は雪の壁になっていて、離れて撮ると下回りが隠れてしまいます。

 他の撮影者の邪魔にならないように、線路際の雪の壁の上に陣取りました。

 最初に下り普通列車が勾配を下って来ます。

荷41レ

 最初はちらつく程度の雪でしたが、岩内線直通の貨物列車を9600が牽引してくる頃には見通せ無くなるほど降ってきました。

973レ

 いよいよC62重連のニセコ1号がやって来ますが、相変わらず雪が降り続きます。




 ナンバーすら見えない状況でしたが、前補機のデフにはツバメマークがありました。

 小沢駅に戻り、下りのニセコ3号を撮影のため蕨岱駅に向かいます。

 乗車する普通列車が進入してきました。

小沢 122レ

 陽の短いこの時期に下りニセコ3号を撮影するには蕨岱駅よりも南側が限界で、15.2‰の上り勾配がある二股駅側を目指したのですが、ここでも雪の壁が邪魔で、通過列車を見ると下半分が埋まった状態でした。

 仕方が無いので、蕨岱駅での通過を撮影することとし、上り線側のホーム下で待ちかまえました。



 猛烈な勢いで雪を跳ね飛ばして行き、本務機の姿は見えません。



 雪まみれの中を、轟音と共に去って行きました。

 蕨岱駅から普通列車に乗り、本日の宿に向かいました。

蕨岱 123レ

 明日は小樽築港機関区へ向かいます。




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