新庄駅から日本海側の余目駅を結ぶローカル線で、牽引機はC58、見せ場の峠越えもない地味な路線ですが、それだけに一人でのんびりと撮影できました。
古口駅に降り立ったのに深い理由は無く、列車交換ができ、新庄駅から程良いところに位置していたからです。
雪道を高屋駅方向へと進み、手ごろな田圃の中に撮影場所を定めると、最初に上りの急行DCがやって来ました。
古口駅で交換して、下りの貨物列車が発車してきます。
順光に照らされて、白煙がきれいにたなびいています。
去り行く姿に見とれながら、慌ててシャッターを切りました。
今度は上りの貨物列車ですが、長めのレンズで、カーブしてくる姿を狙いました。
最後は標準レンズのブローニー版で。
古口駅を通り過ぎて津谷駅方向へ進むと、最上川を渡る鉄橋があります。
上りの貨物列車の前に、普通DCが来ましたので、一応1枚。
貨物列車は煙を吐かないので、樹を絡めてブローニー版で撮影しました。
次の上り貨物列車は煙が期待できるので、川の反対側へ移動し、道路橋を避けながらアングルを定めていると、早々にやって来ました。
期待通りに、勢いよく煙を吐きながら通過して行きます。
C58が単機で牽引するローカル線ですが、思いのほか良いものが撮れました。
いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓湯前線・肥薩線・三角線 1971.7.24 より
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