2018年1月15日月曜日

復活SL 大井川鉄道の C5644 と C11312 1993.10.9~10

 この年の秋の2日間、休日を利用して家族旅行を兼ねた、大井川鉄道のSLを撮影に行きました。

 両日ともSL列車は2往復の運転ですが、まず最初は臨時の1001レで、大井川第一橋梁を横から望む茶畑に立ち入らせてもらいました。


 この辺りは今では温泉施設が立ち並び、露天風呂からSL列車が見えるところとして有名になり、こんな写真は撮れなくなりました。


 C5644 が河原の白い石に抜けて、浮かび上がっています。

 次は定期列車の101レですが、笹間渡駅と地名駅の間の勾配区間で待ち受けました。


 完全な逆光になりますが、C11312 が煙を吹き上げながらやってきました。


 この日の撮影はこれまでで、このあとは家族サービスで、ご機嫌取りにまわりました。

 翌日は、最初の1001レを昨日と同じ地名駅手前の勾配区間で、線路を見下ろす場所からの撮影としました。


 昨日同様、C5644 が牽引してきましたが、この角度で撮ると、さらに逆光処理が難しくなります。

 次の101レの方は、少し先に進み、田野口駅を通り過ぎたトンネルの上のあたりとしました。

 露払いに下り電車が通過します。


 やがてカーブの向こうから、やはり C11312 に牽引された101レが姿を現わしました。


 天気が良くて乾燥しているので、この程度の勾配では煙が良く見えません。


 撮影後は千頭駅の様子を見に行きました。

 この頃は線路上に小型の保存機たちがいました。



 上りの列車は、煙が期待できる抜里駅の南側のトンネル手前にしました。


 C5644 がバック運転で近付いて来ます。


 傾いた秋の日差しを浴びて、黒光りしています。

 このあとの電車も撮影したのですが、辛うじて光が当たってくれました。




 いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓陸羽西線 古口 1972.3.16 より

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