出張の荷物と一緒に持って行くのに、四角いボディのハッセルが都合よく、既にデジタルの時代になっていたにもかかわらず、古いフィルムカメラでの撮影を試みました。
SL全盛の頃には高嶺の花で、その後手に入れたハッセルブラッド500CMを引っ張り出し線路端に行くと、周りの撮影者からは好奇の目で見られました。
この日の SLやまぐち号 は C56160 の牽引で、木戸トンネルの先で通過を待ちました。
撮影後は追いかけて、地福駅の停車中に先回りして発車後の姿を撮影します。
ご存知のようにこのカメラは6×6のスクェアー版ですが、黒枠付きの写真はノートリで、枠無しは傾きや構図が悪いのでトリミングしたものです。
後追いも撮影して、今度は船平山駅の先の定番撮影地です。
レンズは標準の80mmですが、ライカ版換算では広角気味になり、テツには向いているといえないようです。
続いては、津和野駅での様子を。
上の写真のように写角が広く、ズームばっかり使っていたので、これを使いこなすのはなかなか難しいです。
帰りの列車は津和野駅を出て、最初のトンネルの手前のカーブです。
手巻きで、ピントも合わせなければならず、せいぜい2カットしか撮れません。
帰りも追いかけて、長門峡駅の先です。
そろそろ薄暗くなり始めて、手持ち撮影では苦しくなってきました。
最後は篠目駅の発車です。
このあたりの写真はかなりアンダーになってしまいましたが、デジタル化で、かなり補正が効くようになりました。
このシリーズをしばらく続けてみようと思います。
いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓志布志線・日豊本線 そして 吉都線 1973.2.16~17
より
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