2019年3月1日金曜日

晩夏の 秩父鉄道 2006.8.27

 例によって、この年も8月の終わりころから夏休みをとり、目的地に向かう途中で関越道を下りて、秩父鉄道へ撮影に向かいました。

 SLパレオエクスプレス の撮影には何度も行っているのですが、熊谷駅から寄居駅までの区間については、この時が初めてでした。

 地図を見る限り特に良さそうな場所が無く、勾配もなさそうなので、寄居駅からあまり離れていない、永田駅と小前田駅の間に行ってみました。

 なにも撮影の手掛かりが無いので、イチジク畑越しに撮ってみました。


 普通電車のあとから C58363 が姿を現わしましたが、煙も無く、全く動感のない写真になってしまいました。


 すぐに追いかけを開始し、今度は定番の上長瀞駅の先、荒川の鉄橋に向かいます。

 この日は今にも降り出しそうな曇天なので、下流側の逆光となる方向から撮ってみることにしました。


 ここでも先行するECに続いてやって来ましたが、鈍くて発色のさえないカットになってしまいました。


 この先さらに追いかけて、武州中川駅と武州日野駅の間の、鉄橋を見上げる地点に先回りしました。

 雨が降り出した中を、またしても先に電車が通過します。


 そして パレオエクスプレス が来ましたが、暗い曇天よりは雨の方が、かえってきれいに撮れました。


 帰りの列車の頃には雨が上がり、浦山口駅近くの川原に降りて、水面に映る鉄橋上の汽車の姿を狙います。


 こんな日は、はっきりとシルエットで撮った方が、良い結果となるようです。


 帰り道では追いかけるともなく走っていると、桜沢駅あたりで撮影できるので、駅の先の踏切で、つまらないカットを撮ってしまいました。


 これにて終了し、1週間の休みを過ごすため軽井沢に向かいました。

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