仕事で地方都市に出かけることが多く、受注したならば何度も通うことになるので、その際にはカメラを持参していました。
以前ご覧いただいた SLやまぐち号 の撮影はその典型で、荷物の中にハッセルを忍ばせての出張を繰り返しました。
今回は、2007年の秋ごろにコンパクトカメラで撮影したもので、行き先々の様子をスナップで残したものです。
先ずは、当時高架化が下り線だけ竣工した中央線の武蔵小金井電車区を、特急の窓ガラス越しに撮ったものです。
ガラス越しなので少々発色に難がありますが、この頃の主力は201系で、置換えが始まった時期です。
次は同じ中央線の初狩駅で、この駅はかつてはスイッチバックの駅でしたが、電車化が完了したのを機に、本線の勾配上にホームを移設しました。
興味深いスイッチバックの渡り線は残されており、昔の駅構内は保線基地として使用されているようです。
また大月駅側の枝線も健在で、画面上に見える採掘工場への引き込み線になっていました。
残念ながら、本線を横切って入って行く列車には出会ったことが有りません。
最後は山陽本線の岩国駅です。
非電化の岩徳線の始発駅で、JR西日本色のDCの姿が見られました。
同じホームの少し先には、岩徳線を経由して岩国駅まで乗り入れている錦川鉄道の0番線ホームがあります。
ちょうど20周年記念のヘッドマークを付けた、清流線のDCが停車していました。
このように一人で出かける折にはカメラを忍ばせ、鉄を楽しんでいました。
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