2019年12月29日日曜日

 仙台ベースの撮影記 5 会津滝ノ原線 1972.7.26

 長居した仙台からの撮影の最終日は、会津線の桑原駅に行きました。

 今では大川ダムの底に沈み、消滅してしまいましたが、当時は谷底の駅で、上下方向いずれも急勾配の撮影適地でした。

 先ずは駅の南側の鉄橋で、下り貨物からです。


 毎度のことながら荷が少なく、そのためか、あるいは暑さのせいか、急勾配に挑むにしては大した煙ではありません。


 次は上り貨物です。

 こちらは猛然と加速してきました。


 画面右側には、下り貨物を撮影した鉄橋が写り込んでいます。


 上三依駅側はトンネルが控えているので、それまでに精一杯加速するのでしょう。


 これで東京に向かうのですが、途中の会津田島駅で寄り道をします。


 到着した下り貨物列車から、C11 を切り離します。


 そしてターンテーブルで方向転換し、上り貨物に備えます。


 もう既に陽が傾き始めていますが、当時の整備されていない道を、時間をかけて深夜に帰宅しました。

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