2020年1月20日月曜日

 C12 が行ったり来たりの 高森線 1973.2.21

 この日は豊肥本線の 9600 を撮影しようと、朝から立野のスイッチバックで待ち構えていたのですが、貨物列車の先頭に赤いDLが見えたので、すぐに高森線の朝の通勤列車の撮影に切替えて、長陽駅に向かいました。


 多くの乗客が乗り込むのを待って、C12 が発車して来ました。


 気温が低いので辺り一面霜で真っ白で、煙も消えずに残り、客車の最後尾にその影を落としながら走り去りました。


 高森線では1両のC12 が行ったり来たりして、全列車を牽引しています。

 時間に余裕があるので、立野駅に行ってみると、既に機回しを終えて、下りの混合列車が出来上がっていました。


 走行写真を撮影すべく、阿蘇下田駅と中松駅の間で待ち受けます。


 この日は久しぶりの快晴で、その上無風なので、煙が真上に綺麗に上がってくれました。


 撮影後は高森駅に向かいます。

 切り離された C12 は、次の仕業に備えて準備中です。


 定刻になり、阿蘇の外輪山をバックに発車して来ました。


 折返して来る下りの混合列車は、阿蘇白川駅と高森駅の間で撮ったのですが、沿線の畑の中の古い墓石と組合わせてみたら、少々悪趣味でした。


 最後は沿線で一番の有名撮影地、長陽駅と立野駅の間の白川に架かる鉄橋です。


 この1枚を撮り終えると、再び南九州のSLを撮影すべく、吉松を目指して長距離を移動しました。

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