2020年2月1日土曜日

 会津の C11 を求めて(その1) 1973.6.9

 会津地方に残された C11 の撮影旅の1日目です。

 会津線の朝一番の貨物列車は、夜明けの早いこの季節ならば楽に撮影でき、湯野上駅と弥五島駅の間でその通過時間を待ちました。

 初夏とはいえ早朝なので気温が低く、白煙を上げながら近づいて来ます。


 この日も牽引していたのはワフ1両のみで、何ともな編成です。


 このあと只見線の会津川口駅に向かいましたが、丁度下り列車を牽引して来た C11 が停まっていました。


 会津川口駅から先は列車本数が減るのですが、うまい具合に下り貨物が撮影できるので、本名駅方向に移動し、只見川を渡る鉄橋に向かいました。


 上りとはいえ大した勾配では無いので、軽い足取りで通過して行きます。


 会津川口駅に戻ると、上り貨物の隣の積込みホームでは、怪しげなクレーン車が作業中です。


 只見線の蒸気列車もめっきり減ってしまったので、本日の宿のある会津線の湯野上駅に向かいました。

 夕闇が迫る中を、上り貨物が到着し、交換待ちで乗務員が何やら点検中です。


 下りの各停DCが到着しました。


 間もなく上り貨物が発車して来ましたが、よく見ると牽引機の C11 は門デフを付けています。


 この日は駅近くの、馴染みの温泉宿にてゆっくりと過ごしました。

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