最北を行く 宗谷本線のSL その３ 1974.9.6

　稚内に宿泊した翌日、上りの旭川行きの客車列車を撮影のため、昨日同様、抜海駅方向に歩きました。

　この日は、この１本を撮影して折返し、移動する予定なので、それほど先には進まずに、列車の通過を線路近くで待ちました。

　昨日撮影した流線形改造の C5530 が、軽快に近づいて来ました。

　すぐに南稚内駅に戻り、上りのDCに乗って移動ですが、抜海駅で 急行礼文 の通過待ちをします。

　次の勇知駅で下車しましたが、勇知駅は勾配の谷にあたるところに駅があり、どちら方向に向かっても上り勾配になります。

　今度は下り貨物なので抜海駅方向に進みましたが、横に引いて撮影できる場所が有りませんでした。

　次の上り貨物の撮影で兜沼駅方向に進むと、開けた場所があるので、サイドからの撮影が可能です。

　青い空に白い雲がきれいに浮かんでいるので、空を大きく取り込んで撮ってみました。

　空気が乾いているので、煙はそれ程目立ちません。

　小さな鉄橋を渡って、走り去って行きました。

　次は下り貨物ですが、勇知駅のタブレット授器の下に咲く花がきれいなので、これをアップで撮ってみました。

　次の撮影は321レですが、撮影後の移動を考えて、問寒別駅と雄信内駅の間に行きましたが、この区間は殆んど平坦で、煙の出具合は予想できません。

　かなり陽が傾いたころ、結構な煙を吐きながら、不細工な C57130 がやって来ました。

　本日の撮影はこれまでで、上りの普通DCで宗谷本線を南下しました。