2020年11月19日木曜日

 復活SL SL磐越会津路号(その1) 1991.2.2

 本格的な雪景色の中を走る復活SL列車として、D51498 牽引による SL磐越会津路号 が、磐越西線の会津若松駅と郡山駅の間で運転されました。

 この頃、復活SL列車は観光シーズンに運転されていたので、多雪地域を走ることが珍しく、多くのファンが雪をものともせずに押しかけたのです。

 会津若松駅発の上り列車が往路となっていたので、先ずは勾配区間である東長原駅と磐梯町駅の間のカーブに陣取りました。

 空が白み始めた頃に、先行して上りの電車が通過しました。


 やがて朝日が昇った中を、D51498 が煙を吹き上げながら近づいて来ます。


 風が強いのですが、うまい具合に煙は後方に流れてくれました。


 この列車は翁島駅で、通過待ちと交換待ちをします。

 特急あいづ が、タイフォンを鳴らしながら通過しました。


 後方からは、交換のDC列車が到着します。


 発車時間になり、側線からゆっくりと列車を牽き出して行きました。


 この先は大した場所は無いのですが、追いかけて着いたのは猪苗代駅と川桁駅の間です。

 黒煙を上げながら、鉄橋を渡って来ました。


 この鉄橋のすぐ先には、撮影者が一列に並んでいます。


 暫し昼食休憩の後、帰りの撮影は、磐梯熱海駅と中山宿駅の間の、大築堤の上に登りました。

 狭い場所を確保すると、先行する下り電車の通過です。


 しばらく待つと、汽笛とブラスト音を響かせながら、D51498 がまわり込んできました。


 曇り空になってしまいましたが、白煙を吹き上げながら近づいて来ます。


 轟音を響かせながら、すぐ脇を通過して行きました。


 帰りの列車も翁島駅で一休みし、後続の列車を退避します。


 既に陽が落ちて、薄暗くなった中を発車して来ました。


 ドレーンを吐き続けながら、通過して行きます。


 これ以上追いかけても撮れそうも無いので、今夜の宿を目指して移動しました。

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