2021年4月14日水曜日

 復活SL 秋色の 秩父鉄道(その2) 1996.11.24

 秩父鉄道の撮影2日目は、朝から良い天気で、眩しいくらいでした。

 この日は浦山口駅にほど近い、橋立川キャンプ場で、川原から浦山口駅を出た直後の鉄橋を見上げる場所です。

 間口が狭いので撮り逃がさないように見つめていると、後方から貨物列車が橋を渡って来ました。


 次に来たのは普通電車です。


 SLの時間が近づいたので、川の流れの音で聞きづらい中で耳を澄ましていると、ドラフト音が聞こえてきました。


 ここでもほんの一瞬なので、カメラ2台をセットして同時に連写します。


 帰りの列車の撮影は、黒谷駅の大野原駅寄りの横瀬川にかかる鉄橋です。

 ここでもまわりの音が大きく、じっと鉄橋を見ていると、下りの貨物列車がやって来ました。


 何と4重連ですが、パンタを上げているのは先頭の1両だけです。


 太陽が傾いてきて、もう少しで鉄橋が陰になるという時に、ようやく C58363 が姿を現わしました。


 期待していなかった煙を吐きながら、鉄橋を渡って行きます。


 これまで秩父鉄道の撮影ではあまり良いモノが撮れなかったのですが、今回は満足して家路につきました。

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