オホーツク海側の内陸部、丸瀬布町の丸瀬布いこいの森で、1984年から 雨宮21 が運転されているのは知っていたのですが、ようやくこの年になって、念願の訪問が実現しました。
町営のリクリエーション施設の敷地内に、1周1.8kmの762mmの線路が敷かれていて、春から秋の土休日に運転されています。
昼を過ぎてから現地に到着すると、雨宮21の汽笛が響き渡っていて、早速撮影を開始しました。
列車の速度が遅く、敷地内をまわっているので、追いかけての撮影も可能です。
運転の合間に、保存されている車両を見て回りました。
鉄連の E103 は、ロッドが外された状態で置かれています。
西武鉄道から1993年に何両かが移って来て、台湾で砂糖を運んでいた コッペル532 も一緒にやって来ましたが、放置されたままで、塗装がはがれ、錆が出ていました。
再び運転時間になったので、雨宮21 の撮影を続けます。
木立を抜けてくるこの区間が、沿線随一の勾配区間で、勇壮な姿が撮影できました。
列車がお休みの間に、機関庫の近くにいる緑のDLを撮影します。
鶴居村営軌道で使用され、その後、釧路にいた運輸工業製のB型機です。
また運転時間になったので撮影しましたが、毎回結構な数の客が乗っていました。
雨宮21 の表札のかかった庫を覗いてみると、整備のための工具類が整然と置かれています。
この日はこれで引き上げて、また明日、朝から来ることにしました。
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