北海道では、C623 が復活したものの運転休止になってしまいましたが、これに代わって、C11171 が復活し、再びSL列車の運転を再開しました。
富良野線では観光客向けの臨時列車が運転されていましたが、そのうちの1往復に C11171 牽引の SLふらの・びえい号 が設定されたので、早速撮影に向かいました。
朝の飛行機で旭川に着き、レンタカーで向かったのですが、旭川発の列車には間に合わず、富良野駅に直行しました。
構内に C11171 が停まっていましたが、同機を見るのはこれが初めてです。
取付ステーはあるのですが、ヘッドマークは付いていません。
撮影場所ですが、富良野駅を発車したあとならば煙を吐くだろうと、学田駅との間の小高い丘にてカメラをセットしました。
先程までの太陽が隠れてしまい、薄暗くなってしまった中を、DLがプッシュするトロッコ列車が通過して行きます。
背景の残雪の山並みには日が当たっているのですが、列車は沈んでしまいました。
しばらくすると、到着したトロッコ列車の先頭に C11 を連結して、汽笛一声、発車して来ました。
その上、太陽は隠れたままなので、最悪の仕上がりでした。
気を取り直して追いかけて行くと、上富良野駅と美馬牛駅の間で線路が見える場所を見つけました。
ようやく線路にも半分日が当たってくれたのですが、ここでも全く煙は有りません。
さらに追いかけて、今度は千代ヶ丘駅と西聖和駅の間の線路際です。
光線状態、バックの雪山と条件は整ったのですが、ここでも無煙で通過して行きました。
この日は旭川の街に投宿し、地図をにらんで明日の作戦を立てました。
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