2021年10月16日土曜日

 北海道での寄り道3カ所 2004.5.28

 この年の5月に SLすずらん号 の撮影に行きましたが、撮影前日に千歳空港から渡道した折、北に向かう途中で鉄の寄り道をしました。

 最初の寄り道は、これは観光なのですが、札幌市内にある北海道開拓の村 です。

 開拓当時の様子を伝えているのですが、復元した木造機関庫があり、その中にはナローの車両がありました。


 庫の中には大夕張営林署で使用された、B形ディーゼル機関車が置かれています。


 もう1両は、庫から顔を出しているのですが、B-B のボギーDLで、酒井工作所製とのことでした。


 一方、敷地内の広い道路には線路が敷設され、馬車鉄道を再現しています。


 この車両は実在したものではなく、当時の車両を参考にして、新製したものでした。


 次の寄り道は、三笠市の 三笠鉄道記念館 です。

 ここには鐵原コークスにいた S-304 がいるのですが、平日は庫の中に隠されていました。


 多くの車両が保存展示されているのですが、特に目についたのが釧路の太平洋炭礦で使用されていたナローの電機です。


 2両保存されていました。


 実に珍妙な姿をしています。


 SLは2両が庫内に保存されていて、C122 は若番なので目につきました。


 そして最後の寄り道が、美唄鉄道の東明駅跡です。


 ここには自社発注の Eタンク がきれいな姿で保存されていました。


 説明板の横に佇んでいますが、部品の盗難等も無さそうで、保存状態は良好です。


 明日からは、いよいよ本チャンで、SLすずらん号 の撮影です。


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