2021年10月4日月曜日

 むさしの村 にいた小さなSL 2003.5.4

 各地の協三工業製の小型SLを撮影に行きましたが、ここ埼玉県加須市の むさしの村 にも走っていました。

 ここではオープン当時から子供鉄道が園内を周回していたのですが、1985年から石炭炊きのBタンク機を導入し、運転を開始しました。

 他の協三工業製の汽車は良く撮りに行ったのですが、ここだけは足が向かず、この年の5月の連休にようやく訪れることができました。

 入村して早速線路に向かったのですが、殆んどが木立の間を縫っていて、開けた場所が見つかりません。


 軌間は他の協三工業製と同じ、610mmです。


 さきたま号 の愛称が付けられ、ヘッドマークが付けられていました。


 ナンバーの B60720 は、運転開始日の昭和60年7月20日に因んでつけられたものです。


 煙を出してくれないので、発車直後を狙いましたが、気温が高いので、煙突からは何も出ていませんでした。


 この村のオープンから、この時で既に30年以上たっているので、線路近くの樹木が大きく茂っています。


 そんな樹木の間を縫って走るので、線路に日が当たる場所はわずかです。


 そして、横から撮影出来る場所は見つけられませんでした。


 このミニSLは、保守が困難になったようで、現在では一般的な遊具汽車に置き換えられてしまったとのことです。


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