湧網線の沿線の駅跡に保存されているSLは、15年前、1998年に訪ね歩きましたが、今回ほかの撮影の合間に、再訪してみました。
かつての湧網線沿いには道路が整備されているので、沿線を辿るのは容易です。
先ずは計呂地駅跡からです。
線路や跨線橋を含めて公園として整備されていましたが、以前と変わらずに良い保存状態でした。
C58139 には上屋が架けられているので、以前見たままの状態と変わらずにきれいです。
相変わらず人影はありませんが、きちんと整備・清掃されているようでした。
野天で保存されているにもかかわらず、きちんと塗装されていて、錆も見受けられませんでした。
雑草が少々伸びてはいましたが、海の近くのこの場所で、この状態を保つのは大変な事だろうと想像されます。
最後は旧佐呂間駅跡の D51565 ですが、前回の写真と見比べてみると、その様子に変化は無いように見えました。
とても綺麗とは言えない状態ですが、かなりの年月を経ても変わっていないのはどうした事でしょうか。
あるいは一度手を入れて、その後再び同じような程度になったのでしょうか、もう1両保存されている DE101677 も同様です。
10年以上たっても同じような状態が保たれているのは、朽ち果てて廃棄されている保存機も見られることに比べると、良い人たちに引き取られて、幸運な機関車たちだと思われました。
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