この年の撮影3日目です。
朝から良く晴れていたので、釧路湿原駅と細岡駅の間で、築堤のカーブの外側にある小山の斜面に登ることにします。
この場所も木々が成長して撮れる場所がかなり制限され、その狭い場所に撮影者が集中するようになりました。
何とか場所を確保し、じっと待つこと暫し、向こうの方から築堤をまわって来る C11 の姿が見えて来ます。
ベストアングルの位置までやって来ました。
毎度のことながら、この地点ではあまり煙を吐いてくれません。
往きの列車の撮影地である斜面で、長い間の立ん坊で疲れて、帰りの列車は塘路駅の発車でお茶を濁すことにしました。
交換のDC列車の到着を待ち、C11 が煙を吹き上げながら発車して来ます。
冬の弱々しい光線を浴びながら、バック運転の C11 が通過して行きました。
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