この年の遅い夏休みは8月31日からでしたが、信越本線で DL碓氷号 と SL碓氷号 が運転されるので、安中駅と磯部駅の間の田園地帯で撮ることにしました。
一段高くなったところは畑になっていて、丁度手入れに来られていた持ち主から立ち入ることを許可され、談笑しながら列車の通過を待ちました。
夏の終わりの重たい空気の中、先ずは露払いとして、下りの普通電車がやって来ました。
まだ目的の DL碓氷号 の通過には時間があると思っていたら、下り線を妙な車両が近づいて来ます。
それは East i E491 と気づき、慌ててシャッターを切りました。
そうこうしているうちに、DD51牽引の DL碓氷号 がやって来ました。
先頭に立つ DD51 は、高らかにエンジン音を響かせていました。
最後尾にぶら下がった D51 は、ただのお荷物状態です。
バックの山並みは、頂上に雲を抱いて、霞んだままでした。
折返しまでの時間に横川駅に行ってみると、DD51 は既に尾灯を点灯して、帰り支度が出来ているようです。
先程と同じ場所に陣取り、折返して来た SL碓氷号 の撮影ですが、相変わらず D51498 は、全く煙を出しません。
先程よりは見通しが良く、霞みながらも山並みは見えて来たのですが。
後ろ姿を撮影すると、DL碓氷号 を撮った時と全く同じようです。
鉄はここまでで、休暇を過ごすため避暑地へと向かいました。
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