三岐線のあとは再び近鉄に乗り、西桑名駅に向かいました。
ここで三岐鉄道北勢線に乗換えて、北勢線の中ほどの東員駅に向かいます。
北勢線は、2003年4月に近鉄から三岐鉄道に経営が引き継がれた762mmのナローゲージで、三岐線の北側を並行するように、鈴鹿山脈方向へと走っています。
到着した東員駅は列車交換が行われる駅ですが、側線にも1編成停まっていました。
駅を出て歩き始めたところでようやく上り電車が到着し、3本の電車が並びました。
乗って来た下り電車が、東員駅をあとにして出て行きます。
東員駅から少し歩いたところに北大社車庫があるのですが、出迎えてくれたのは分割した編成の片割れでした。
この車庫はごく小さいもので、また、中の様子はうかがえず、外に置かれた保線用の機材があるだけです。
車庫横の本線を、変わった色の電車が近づいて来ました。
200系K7編成で、他の車両とは全く違う塗装です。
後ろ姿も撮ったのですが、この切妻はいただけません。
東員駅に戻る途中で列車写真を撮影しましたが、バックの倉庫が宜しく無いですね。
正面側はロータリーも整備され、駅舎も含めて綺麗ですが他には何もありません。
この駅も含めて北勢線では、パークアンドライドを進めるため何駅かを移転して、駅前を整備したようです。
東員駅に上り電車が到着しました。
阿下喜駅の隣には、ナローの線路とターンテーブル、そして模型の線路まで敷かれています。
ナローの線路上には、かつて使用されていた モニ226 がきれいな姿で保存されていました。
後ろの建物は軽便鉄道博物館で、そこから伸びる模型の線路は、直線部分でナローの線路を共用しているのが面白いです。
阿下喜駅からは一気に西桑名駅まで乗車したのですが、西桑名駅は始発駅なのに、かなりうらぶれた様子でした。
1日だけで、電車で二つの路線をまわるのはかなり無理があり、沿線での撮影もほとんどできなかったので、また改めて来ようと思いながら、名古屋へと近鉄電車に乗車しました。
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