オーストリア鉄旅報告第8回目はリンツの市電と登山電車です。
4日目(8月10日(土))はリンツの市電とシュタイヤータール博物館鉄道(Steyrtal Museumbarn)訪問です。シュタイヤータールの運行は午後なので、午前中はリンツへ行きます。リンツへ行くのはまたもや西部本線で、3回目の乗車になるので今回はウィーン西駅から出発するWestbahnの列車で行くことにしました。西駅へ地下鉄で行きました。
ウィーン西駅0743発Westbahn743列車(ザルツブルグ行き)に乗車します。
隣のホームに古めの客車編成が停まっていましたが発車時間が迫っていたので機関車を見に行く余裕はありません。
列車は西駅を発車後しばらく西部本線の在来線を走りますが直ぐにトンネル内の信号場で中央駅から来る新線に合流します。西部本線の乗車は3回目ですが今回は2階建車輛なのでこれまで見えなかった防音壁の向こう側の景色も見えます。
途中で行き合った貨物列車にはこんな積み荷が載っていました。専用列車ではなくて普通の貨物列車に連結されてました。リンツ付近では本線の線路が工事で閉鎖されてたようで、貨物別線を通り数分遅れてリンツ中央駅に着きました。(到着所定時刻0856)
リンツはオーストリア3番目の都市で、ドナウ川の港町として発展したそうです。市電は1~4系統と50系統というのがあります。50系統というのはPestlingberg Bahnという私鉄で、市の中心部の中央広場(HauptPlatz)まで市電に乗り入れてきます。事前知識が無かったのですが他にトロリーバスもあります。
市電乗り場へ向かいます。有人の案内や窓口が見当たらないので自販機で切符を買います。1日券には2種類ありましたが安い方だと多分Pestlingberg Bahnは範囲外だろうと判断してMAXI Karteという高い方を買いました。(€4.50)
中央駅の市電乗り場は地下です。
市電乗り場へ向かいます。有人の案内や窓口が見当たらないので自販機で切符を買います。1日券には2種類ありましたが安い方だと多分Pestlingberg Bahnは範囲外だろうと判断してMAXI Karteという高い方を買いました。(€4.50)
中央駅の市電乗り場は地下です。
中央広場まで乗車します。
中央広場に着きました。本線とは別に行き止まりのホームがあります。これが50系統の乗り場ですが電車は行ったばかりだったので。ここで数本電車を撮って先へ行くことにします。
広場には市が立っています。「ヨーロッパの都市は広場を中心として…」という話はよく聞きますがこういう事かと合点しました。
市の出店にはミニカーの並んでる店や鉄道書籍を置いている店もありました。時間があればジックリ見たいところですが先へ進みます。
市が立っている広場だから当然自動車は進入禁止と思いますが車の通れる分のスペースが空けてあります。
OBBのLintz Urfahr駅の本屋。川を渡った先のターミナルで、岐阜市にあった忠節駅のようです。なお、OBBの路線は非電化の離れ小島路線で、 構内には新旧のディーゼルカーが屯していました。
大きな貨物上屋が残っています。
駅前通りに入る直角カーブです。
直角カーブを50系統の電車が曲がってきました。
Pestlingberg Bahnは次の駅から山の上にある展望台へ至る本格的な登山鉄道で、最大勾配は120パーミルとかで、粘着運転で上ります。途中の山の中腹までは住宅街でお客さん結構乗っています。
20分ほどで終点のPestlingberg に着きました。乗客の大部分は地元の人たちで途中の停留所で降りました。
駅の先にある展望台は昔の要塞を転用したものでリンツの町とドナウ川が一望できるそうですが、景色はホームの木立の間から見るにとどめ、直ぐに折り返します。
山を下りる電車は途中の交換駅で古い電車と行き合いました。急遽予定を変更して次の停留所降りました。交換駅の次で降りたので山を登る電車が先にくるのでそれを撮ります。
急こう配の途中にある停留所です。旧型車が山を下りて来ました。
市電委乗り入れを始める前のターミナル駅が残っています。現在は博物館になってるとは日本に帰ってから知った話。
OBBの線路と平面交差して市電に乗り入れます。
ドナウ川を渡って中央広場に戻ってきました。
行きに駅から中央広場まで市電に乗って来た時、途中の交差点でトロリーバスの架線のようなものが見えたのでその交差点まで電車通りを歩きます。
途中に玩具屋さんがあり、鉄道模型もディスプレイされていますが、時間がないので残念ながら通過です。
架線のある交差点に来ました。道路上には案内軌道は見えず架線は2本なのでやはりトロリーバスです。待っていると3車体連節の車輛が来ました。
路面電車とトロリーバスの交差点というと架線のクロス部分で通過の時に火花を散らしていた記憶があるのですがこちらではそんなことなく静かに通過してました。
操舵機構がどうなってるのか不思議な車輛でした。
中央広場に着きました。本線とは別に行き止まりのホームがあります。これが50系統の乗り場ですが電車は行ったばかりだったので。ここで数本電車を撮って先へ行くことにします。
広場には市が立っています。「ヨーロッパの都市は広場を中心として…」という話はよく聞きますがこういう事かと合点しました。
市の出店にはミニカーの並んでる店や鉄道書籍を置いている店もありました。時間があればジックリ見たいところですが先へ進みます。
市が立っている広場だから当然自動車は進入禁止と思いますが車の通れる分のスペースが空けてあります。
中央広場を出てドナウ川の橋を渡りると市電の線路は右に分かれる路線があり、まっすぐ行く路線は狭い通りに入り直角に左に曲がると市電側の終点の一つ手前にLintz Urfahr駅というOBBの駅があるので、そこで市電を降りました。丁度反対方向にこれまで見た市電と違う電車が来ました。どうやら50系統(Postlingberg Bahn) の電車です。この電車が中央広場へ行って戻ってくるのを待つことになります。
OBBのLintz Urfahr駅の本屋。川を渡った先のターミナルで、岐阜市にあった忠節駅のようです。なお、OBBの路線は非電化の離れ小島路線で、 構内には新旧のディーゼルカーが屯していました。
大きな貨物上屋が残っています。
駅前通りに入る直角カーブです。
Pestlingberg Bahnは次の駅から山の上にある展望台へ至る本格的な登山鉄道で、最大勾配は120パーミルとかで、粘着運転で上ります。途中の山の中腹までは住宅街でお客さん結構乗っています。
20分ほどで終点のPestlingberg に着きました。乗客の大部分は地元の人たちで途中の停留所で降りました。
駅の先にある展望台は昔の要塞を転用したものでリンツの町とドナウ川が一望できるそうですが、景色はホームの木立の間から見るにとどめ、直ぐに折り返します。
急こう配の途中にある停留所です。旧型車が山を下りて来ました。
OBBの線路と平面交差して市電に乗り入れます。
ドナウ川を渡って中央広場に戻ってきました。
行きに駅から中央広場まで市電に乗って来た時、途中の交差点でトロリーバスの架線のようなものが見えたのでその交差点まで電車通りを歩きます。
途中に玩具屋さんがあり、鉄道模型もディスプレイされていますが、時間がないので残念ながら通過です。
架線のある交差点に来ました。道路上には案内軌道は見えず架線は2本なのでやはりトロリーバスです。待っていると3車体連節の車輛が来ました。
路面電車とトロリーバスの交差点というと架線のクロス部分で通過の時に火花を散らしていた記憶があるのですがこちらではそんなことなく静かに通過してました。
操舵機構がどうなってるのか不思議な車輛でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントを歓迎致します。
ご自由に書き込んでください。返信が遅くなることもありますが、ご了承願います。