花輪線といえば ハチロク三重連 で、龍ヶ森駅をサミットに33パーミルの急勾配区間が有名撮影地でした。
この時は観光旅行でしたが、ついでにいくつかの花輪線の駅をめぐってみました。
まずはスイッチバック駅として知られる南十和田駅です。
駅前の印象は特に無く、ホームに入ってみました。
線路が撤去され、中線部分には何やら建物があります。
駅を出て、スイッチバックの終端部に行ってみました。
夏草の隙間に車止めが見えます。
線路への踏み分け道があり、昔と違って今はよろしくないと思いつつも上ってみました。
ここまで列車は来ず、線路は赤さび、雑草が覆っています。
反対側を振り向くと、
Y字ポイントは油がまかれていて、まだ現役のようでした。
次に向かったのは荒屋新町駅です。
かつては補機を担当するハチロクがたむろしていたところで、構内をのぞいてみました。
何の変哲もない交換駅です。
ハチロクが待機していたあたりが、広いスペースとして残っていました。
次は龍ヶ森駅、今の安比高原駅です。
ここは駅名と共に全く変わっていて、国道も大幅に整備されてしまい、昔歩いたあたりはどこかへ行ってしまいました。
次は岩手松尾駅、改め松尾八幡平駅です。
龍ヶ森駅同様、昔の面影はなく、駅前広場だけがやたらに広く感じました。
50年もたつと変わるのが当たり前とはいえ、何となく釈然としないまま、今夜の宿である安比高原のリゾートホテルに向かったのです。
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