夜行列車を降り、まず向かったのは稚内機関区です。
旭川まで通しの上り客車列車の仕業に備えて、C57130 が整備されています。
最果て鈍行には全く似合わない門デフのC57130 が、客レを牽引するため、稚内駅に向けて単機で回送して行きました。
南稚内駅から抜海駅に向けてしばらく歩くと、クマザサの広がる中に、小高い撮影地への踏み分け道があります。
その頂上に登ると、まもなく幌延からの下り列車が通過し、それと南稚内駅交換で、324列車が姿を現わします。
クマザサをかき分けるようにして、遅い速度で近付いて来ます。
この場所でおなじみの横風が吹いていますが、向こう側へと吹いてくれているので、列車が隠れることはありません。
遥か彼方に見えなくなるまで、長い間撮影を楽しめます。
次の キューロク 牽引の貨物列車までは3時間以上ありますが、付近に適当な撮影地が見当たらないのでこのまま待つことにしました。
昼前になり、ようやく遠くに白煙が上がるのが見えました。
当然ながら、C57 よりもさらにゆっくりと近づいて来ます。
先程と風向きは変わりませんが、さらに強くなって来たようです。
撮影後に丘を下って線路際に着くと、抜海駅で交換した下り貨物列車が接近してきます。
下り勾配なので、当然煙はありません。
この列車のあとを追って南稚内駅に戻り、次の撮影地に向けて上り列車に乗り込みました。
明日はこの続きです。
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