2018年8月31日金曜日

SL冬の湿原号 2017(その3) 2017.2.9

 1日あいてしまいましたが、空撮に空振りした撮影記の最終日です。

 前述のように昨日は釧路に投宿したので、この日は最初から空撮の予定はありませんでした。

 晴れていて、抜けが良いので遠くから俯瞰できるところと思い、塘路駅の先の踏切を渡り、雪の積もった砂利道を走って、コッタロ湿原展望台に行きました。

 ここも以前に比べると樹木が大きくなって、撮影可能な場所が狭まっていました。


 遥か彼方に煙が見えましたが、しばらくは樹木に隠れてしまいます。


 このあたりからは邪魔物が無くなり撮影可能ですが、長玉が必要です。


 周囲を入れるとこんな具合ですが、編成に合わせて撮る方がよさそうです。


 展望台から下りると、塘路駅の近くのお馴染みのお店で、イタリアンの昼食です。

 帰りの列車の撮影地ですが、阿寒岳が見えているので、これを入れられる手近なポイント、サルボ展望台に上がりました。

 この場所の難点は、山蔭から音も無く列車が出てくるので、時間が近づくと目が離せないことです。


 少し霞んでいますが、阿寒岳も一緒に撮れました。


 おまけとして、塘路駅に近づく後ろ姿も撮影できます。


 滑らないように気を付けて下に降り、釧路空港を目指して帰途についたのですが、遠矢駅までに追い越してしまったので、駅近くの歩道橋で最後の撮影をしました。


 後ろ姿を撮ると、昨日の撮影場所が写ります。


 JR北海道の経営が苦しい中、SL湿原号 のみが残っていますが、この先どうなるのでしょうか。


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2018年8月29日水曜日

SL冬の湿原号 2017(その2) 2017.2.8

 この日は川湯温泉の宿から峠越えをして、女満別空港に向かいました。

 峠道では雪がちらついていて、諦め半分で空港で待機しました。
 帰りの列車の撮影に間に合うぎりぎりまで粘りましたが、やはり晴れてくれず、3度目の正直にはなりませんでした。

 というわけで、今回の撮影地も昨日と同じ茅沼駅で、少しアングルを変えただけとなりました。


 昨日とは違い、こちら側でも雲の多い天気です。


 安全弁を吹き上げて、汽笛を鳴らさず発車して行きます。


 この日も丹頂鶴の姿はありませんでした。



 今日の宿は釧路なので、追いかけを開始します。


 撮影場所は遠矢駅の南の、国道がオーバークロスする所です。


 この年の空撮チャレンジはこれでおしまいで、明日は普通に地上からの撮影となります。


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2018年8月28日火曜日

SL冬の湿原号 2017(その1) 2017.2.7

 2年前の2015年に SL冬の湿原号 の空撮を行いましたが(今年の6月21日から25日に掲載)、今回もトライしようと女満別空港に到着しました。

 隣接する北海道航空の事務所に向かいましたが、上空は曇っていて、有視界飛行のセスナは飛べませんでした。
 仕方が無いので、この日は観光として、砕氷船に乗って過ごしました。

 翌日の朝、ホテルの部屋の窓から石北本線が見えるので、通過する列車を撮影しました。


 通勤用なのか、4両連ねたDC列車のあとは、特急オホーツク4号 がやって来ます。


 このあとは、昨日と同様に空港に向かいました。

 ここらは晴れてはいるのですが、南の山の稜線には雲がかかっていて、待てど暮らせど居座ったままです。
 昨日に続き本日も空撮をあきらめ、峠を越えて SL冬の湿原号 の帰りの列車を撮影に、茅沼駅に向かいました。

 峠の南側はピーカンの撮影日和です。


 音も無く列車が茅沼駅に到着しました。


 今日は鶴の姿が見えないのですが、それでも茅沼駅では発車の汽笛は鳴らさず、静かに走り出しました。



 このシーンは何度も撮影し飽きているのですが、この日は予定が狂ったので仕方が有りません。


 普通ならば追いかけるのですが、飛行機が飛ばないことを考えて、この日は川湯温泉に宿をとっていたので、これにて退散しました。


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2018年8月26日日曜日

山口線の重連撮影記(その2) 2016.8.1

 昨日の続きで、山口線の重連撮影の顚末記です。

 この日も近場に宿が撮れなかったので、防府からのスタートです。


 ホテルからは山陽本線が見えました。

 本日の撮影地は長門峡駅の発車直後で、場所の確保もあり、早々に到着しました。


 まだまだ時間がある中を、スーパーおき1号に続いて、にぎやかなラッピングDCが通過して行きます。


 さらに、上りの単行DC。


 そして2両編成の、タラコ色への塗替えが完了した下りのDCも通過します。


 暑い中を待ち続けて、ようやく時間になり、C571 と C56160 の重連が発車して来ました。


 今日はいつもと違うヘッドマークを付けています。



 この場所からは追いかけが容易にできるので、地福駅の停車中に先回りできました。


 先ほど見たDCと交換で、重連が発車して来ます。


 このあたりにはあまり撮影者はいません。


 撮影後は、いつものように徳佐駅の先に向かったのですが、撮影地の細い道の両側にはクルマがびっしりと停まっており、仕方なく先へ進むと、踏切の先まで行ってしまいました。

 既に列車の姿が見え、慌てて撮影します。


 逆光側になり、向こう側には多くの撮影者が並んでいます。


 これにて午前中は終了し、帰りのロケハンです。

 津和野駅から船平山駅方向に入って行きましたが、帰り道の大渋滞により飛行機に間に合わないことを危惧し、ずっと戻って鍋倉駅の発車を撮ることにしました。


 列車が鍋倉駅に到着し、石炭を焚き込んでいます。


 踏切警戒の係員の見守る中を発車して来ました。



 後追いで、C56160 を捉えることができました。


 このあとは篠目駅にも寄らず、まっすぐに空港に向かい、無事に帰宅できました。


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2018年8月25日土曜日

山口線の重連撮影記(その1) 2016.7.31

 山口線の復活SLの撮影には何度も訪れましたが、まれに運転される重連の撮影には大混雑を恐れて、一度も行くことが有りませんでした。
 ところが D51200 の復活が迫り、C571 と C56160 の重連がいよいよ見られなくなりそうなので、この年の夏に覚悟を決めて撮影に行きました。

 案の定、運転日の近場のホテルは満員で、初日は宇部の町からレンタカーで出撃と相成りまして、解体された仁保病院のあたりにクルマを停めました。

 ここから田代トンネルの手前の直線区間を目指したのですが、どこで道を間違えたのか辿り着けず、いったん戻り、小河内トンネルのポイントに行きました。
 当然のことながら、既に良い場所は埋まっていて、木立に寄りかかりながらの撮影となりました。


 先行のDCで車両の具合を確認して、いよいよ重連のお出ましです。


 単機であれば良い角度でも、後ろの C56 が良く見えません。


 もう少し左のポジションがうれしいのですが、撮れただけ良しといったところです。


 帰りの列車の撮影は、重連を横から撮るべく、津和野城跡にリフトで上りました。
 どれだけの撮影者がいるのか分からないので、早々と行ってみましたが、それ程ではありませんでした。

 通過までの長い時間、やって来る列車をとりながら過ごします。


 上りの スーパーおき4号 の次は、下り スーパーおき3号 が、津和野大橋横の鉄橋を渡って来ました。


 夏の炎天下で、さえぎるものが無い中を、じっと我慢の子で待ち続けます。


 各停のDCも、上り、下りと通過して行きます。


 ようやく発車の汽笛2声に続いて、津和野川を渡って来ました。


 ところが先程までのピーカンだった太陽が、隠れてしまいました。


 そのうえ向こう側からの風で、C56160 の姿が隠れそうになります。


 カーブを過ぎたあたりからは、煙が後方に流れるようになりました。


 ちょうど真横を通過し、更に勾配を上って行きます。


 上の方には、国道からの入り口に設置された赤い鳥居が見えます。


 さらに進むと、建設中の道路がきれいな山里を破壊しています。


 この場所からの追いかけは全く不可能で、おとなしくホテルに向かいました。

 明日に続きます。


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