2018年11月15日木曜日

SL銀河ドリーム号(その1) 2000.9.4

 遅い夏休みの撮影旅から戻り、1日置いて水曜日の朝1番の東北新幹線で、釜石線 のSL銀河ドリーム号 の撮影に向かいました。

 この列車は1989年から運転されていたのですが、D51498 には大型のヘッドマークが付けられるので、これがどうにも気になり食指が動きませんでした。

 そこでこれが付けられない試運転ならばと、仕事をさぼって向かったのですが、さすがの新幹線でも新花巻駅到着時には既に列車は通り過ぎていて、最初から追いかけての撮影となりました。

 岩手上郷駅までには追いついたので、平倉駅との間の踏切で通過を待ちました。


 先行して、急行陸中がやって来ましたが、小さな表示だけで普通列車と変わりません。

 そのあとを追いかけて、D51498 が盛大に煙を上げながら近づいて来ました。


 何の変哲もない場所ですが、先ずは1カット撮影できました。


 足ヶ瀬駅の先からはずっと下り勾配が続くので、陸中大橋駅に行ってみました。

 峠のこちら側は少し雨模様です。


 折返しの列車まで、釜石の町なかで昼食をとり、今度も陸中大橋駅にやって来ました。

 駅構内まで急な上り勾配が続いています。

 駅のはずれで待っていると、期待通りの煙を吹き上げながら勾配を上って来ました。


 この駅での撮影にしたのは、ここから25‰の連続勾配とトンネルのため、DE10重連の補機が前につけられるので、それを見たかったからです。


 到着した D51498 の前に、待機していたDE10重連が連結されます。


 D51 のフロントデッキで何やらやっていると思ったら、ナンバープレートをDE10 の排気の煤煙から保護していたのです。


 やがて三重連となって、トンネルに突っ込んで行きました。


 このあとは柏木平駅の先の勾配に先回りし、やって来るのを待ちました。


 給水温め器には、DE10の煤煙がこびりついていました。

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