2019年1月26日土曜日

道央の保存車両(その2) 2004.5.29~31

 SLすずらん号 撮影の折に、近在の保存機を巡ったレポートの2回目です。

 先ずは、留萌本線での撮影を終えてから訪れた、沼田町農業記念館に保存されている クラウス15 からです。

 撮影初日は雨でしたので、扉を開けるだけの公開でした。


 この クラウス15 は、晩年は恵比島駅から伸びる明治炭鉱で使用されていたもので、撮影時はこの場所で保存されていました。


 晴れた翌日は、アントで庫外に押し出されていました。


 現在では同じ沼田町の、ほろしん温泉できれいに保存されているようです。

 続いて行ったのは、小樽交通記念館です。

 土日にはアメリカ製のアイアンホース号が構内の線路を走っていますが、残念ながら平日には運転されていません。

 ここでの有名な保存機は、7106 静號 です。


 メインホールに展示されていますが、内部は薄暗く、今様のデジタル機では無いので、手持ち撮影は困難でした。


 屋外にも多くの車両が保存されています。


 国鉄蒸機は2両展示されていますが、この日は雨だったせいもあり、現役の頃よく撮影した C5550 の姿はみすぼらしく感じました。


 次は、国鉄万字線の朝日駅跡に保存されている B201 です。


 梅小路に保存されている B2010 は有名ですが、小樽築港機関区にいたこの機関車は、この場所でひっそりと過ごしていました。


 最後は、大夕張鉄道の南大夕張駅跡の保存車両です。

 地図を頼りに探したのですが場所が分からず、地元の方に教えられて到着できました。


 ここには機関車は無く、客車とラッセル車が保存されています。


 この キ1 は旋回窓が目玉のようで、鉄仮面の様相をしています。

 北海道内には多くの保存機が点在していて、このあとも機会があるごとに各地を巡りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントを歓迎致します。
ご自由に書き込んでください。返信が遅くなることもありますが、ご了承願います。