北海道の復活SLの撮影には、SL函館大沼号 や SLすずらん号 など毎年訪れていましたが、この年は冬のSLの撮影に、5年ぶりに釧路に向かいました。
朝一番の飛行機で釧路空港に降り立ち、レンタカーで向かったのは、塘路駅の先のサルボ展望台への小道です。
撮影ポイントはサルボ展望台の手前を、左側の三角点の方向に向かった尾根で、塘路駅から国道沿いの線路を見下ろす場所です。
前日の雪がまだ残っている道路の脇を、C11171 が横風を受けながらやって来ました。
眼下の踏切を通過するまで、撮影可能です。
ここまで登ると追いかけはできないので、ゆっくりと昼食をとり、帰りの列車を待ちます。
今度は同じ道を登り、サルボ展望台に向かいました。
ここからは、晴れた日には阿寒岳が望めます。
阿寒岳と列車を一緒に撮れるのは、ほんの短い間です。
山裾をまわり込み、塘路駅に向かう後ろ姿が見えてきました。
上のカットはセミ版での撮影ですが、フィルムの大きさが効いて、クリアな画面になっています。
駅に向かうカーブを通過するまで、撮影を続けました。
二月の釧路地方は晴天が続くので、明日も晴れることを願って宿に向かいました。
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