北海道では廃線となったローカル線が多数あり、廃駅と共に車両を保存しているところが多く見られます。
この日はそんな場所を巡ったのですが、最初に行ったのはSLのみを保存しているところで、北見駅の機関区があった場所にほど近い、北見三次公園には D5025 がいました。
周りを柵に囲まれているので、邪魔されずに全体を移すのに苦労しました。
ここから国道を南に向かい、津別町にあるかつての相生線の終点、北見相生駅跡にも保存車両が多数置かれています。
キハ22は塗装がはがれ始めていて、その後が心配です。
ラッセル車の キ703 と貨車が数両、そして後方には スハフ42 があり、ライダー用の宿泊所として提供されています。
また、駅舎内では資料が展示されていますが、この時は閉鎖されていました。
続けて南下し、今度は広尾線の愛国駅です。
ここは観光地として整備され、構内は線路1本だけが残り、19671 がきれいな姿で保存されています。
愛国駅まで来たら、次はやはり幸福駅です。
愛国駅以上に観光地化していて、お土産店まで開業していました。
廃線をめぐると荒れ果ててさみしいところが多いのですが、ここには多くの人が訪れていて、かつてのブームの時のような雰囲気です。
始めて渡道した昭和44年に追分機関区の木造扇形庫と、そのはずれで(記憶が正しければ)D5025の廃車体を見かけた事を懐かしく思い出しました。
返信削除き さん、コメントをありがとうございます。
返信削除D5025 は確か昭和43年に廃車になり、追分機関区にそのまま置かれていたはずですので、おそらくご記憶の通りだと思います。
保存されたのは結構ですが、願わくば屋根をかける等、綺麗な状態を保たれんことを希望します。