三岐線の近鉄富田駅に戻り、桑名駅に向かいました。
近鉄の桑名駅から程近い所に、三岐鉄道北勢線の西桑名駅があります。
この北勢線は、経営者が何度も変わり、以前は近鉄の傘下でしたが、廃止の意向に対し三岐鉄道が経営を依頼された762mmの電化軽便鉄道です。
西桑名駅から乗車し、車庫がある北大社信号場の最寄り駅である、東員駅で下車しました。
沿線の主要駅である東員駅には、当鉄道をCTC制御する部門が駅舎の2階に整備されています。
東員駅を発車する電車を見ながら北大社信号所に向かいました。
ここには信号場に併設された車両整備工場的な施設がありますが、重要検査は外注されているようです。
信号場で通過列車を待っていたら、二色塗分けのK77編成がやって来ました。
桑名寄りの3両は連節車で、編成の前後ではお面が異なっています。
再び東員駅に戻りますが、途中で下り電車が来たので撮影。
東員駅の裏側からの撮影ですが、緑色の屋根が運転施設を備えた駅舎です。
駅前に駐車している多数の車も写っていますが、沿線のいくつかの駅では移転整備し、駅前に駐車場を作って、パークアンドライドで集客しています。
東員駅では側線に待機するのも含めて、3編成が並ぶことがあります。
今度は終点の阿下喜駅で下車しました。
駅の隣にはナローの線路が敷かれ、ターンテーブルも設置されています。
また、北勢鉄道時代に導入したモニ226が、綺麗な姿で保存されています。
そしてその奥には地元の市民団体による、軽便鉄道博物館がありました。
沿線の名所である、ねじり橋やめがね橋は車内から垣間見ただけで、西桑名駅に戻りました。
三岐線と共に、この北勢線ももう少し時間をかけてみてみたいところで、両者合わせて再訪したいと思っています。
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