2019年5月29日水曜日

 三岐鉄道 北勢線 2018.1.9

 三岐線の近鉄富田駅に戻り、桑名駅に向かいました。

 近鉄の桑名駅から程近い所に、三岐鉄道北勢線の西桑名駅があります。

 この北勢線は、経営者が何度も変わり、以前は近鉄の傘下でしたが、廃止の意向に対し三岐鉄道が経営を依頼された762mmの電化軽便鉄道です。

 西桑名駅から乗車し、車庫がある北大社信号場の最寄り駅である、東員駅で下車しました。


 沿線の主要駅である東員駅には、当鉄道をCTC制御する部門が駅舎の2階に整備されています。


 東員駅を発車する電車を見ながら北大社信号所に向かいました。


 ここには信号場に併設された車両整備工場的な施設がありますが、重要検査は外注されているようです。


 信号場で通過列車を待っていたら、二色塗分けのK77編成がやって来ました。


 桑名寄りの3両は連節車で、編成の前後ではお面が異なっています。


 再び東員駅に戻りますが、途中で下り電車が来たので撮影。


 東員駅の裏側からの撮影ですが、緑色の屋根が運転施設を備えた駅舎です。


 駅前に駐車している多数の車も写っていますが、沿線のいくつかの駅では移転整備し、駅前に駐車場を作って、パークアンドライドで集客しています。

 東員駅では側線に待機するのも含めて、3編成が並ぶことがあります。


 今度は終点の阿下喜駅で下車しました。


 駅の隣にはナローの線路が敷かれ、ターンテーブルも設置されています。


 また、北勢鉄道時代に導入したモニ226が、綺麗な姿で保存されています。

 そしてその奥には地元の市民団体による、軽便鉄道博物館がありました。


 沿線の名所である、ねじり橋やめがね橋は車内から垣間見ただけで、西桑名駅に戻りました。


 三岐線と共に、この北勢線ももう少し時間をかけてみてみたいところで、両者合わせて再訪したいと思っています。

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