この当時は、常磐線の真ん中あたりにある平駅(当時)までは電化されていて、以北は電化工事が進められていたもののSLの天下で、平機関区には多くの大型機が配置されていました。
特急ゆうづるの撮影後、昼前には平駅まで戻り、機関区を訪問しました。
事務所で立入りの許可を申し込むと、「気を付けて」の一言だけで、構内を自由に撮影できた良き時代でした。
朝方撮影した C6222 が、ゆうづるのヘッドマークを付けたまま、その巨体を休めています。
入換用の 88631 は、形式入のナンバープレートに、細長い化粧煙突を載せています。
29617 は、磐越東線の区間運転にも使用されていたようです。
同じ磐越東線の郡山までの全区間を受け持つ D6076 も、仕業に備えて待機中です。
やはり先程撮影した D5121 もいましたが、多くのSLの煙で、給炭台も霞んでしまっています。
クラの脇には、メインロッドを外された 69640 がいましたが、ボイラー代用に使われていたのか、火は入っているようです。
多くの線路が並ぶ構内には、仕業を終えて解放された C6210 がポツンと佇んでいました。
この日のうちの帰宅しなければならないので、残念ながら長居はできず、平機関区を後にしました。
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