この年の夏休みに、鉄道研究会の先輩に連れられて、初めて今でいう撮り鉄に出かけました。
御殿場線では D52 が取り残されたように活躍していたのですが、これを撮影するために夜行の客レに乗車し、未明の沼津駅で下車して夜明かしし、始発の上り列車で富士岡駅に向かいました。
ここは急勾配の途中に駅があるので、スイッチバックになっていました。
通勤客が待つ中を、D52335 の牽引する下り列車が到着しました。
このあと少し岩波駅側に歩いて、やって来た貨物列車を撮影します。
富士岡駅に戻ると、先程下りの客レを牽引していた D52335 が、今度は上り列車の先頭に付き、短時間の停車の後、勢いよく出て行きましたが、暑いためか、煙は見えません。
客レが来ないうちにDC列車で移動し、谷峨駅と駿河小山駅の間の川原に降りて涼んでいたところ、変形デフの D52396 が頭上の鉄橋を通過して行きました。
そろそろ帰りの時間になので谷峨駅に行くと、下りの客レを D5270 が牽引してきました。
鉄道以外に移動手段が無く、あとは暑さの中を歩くのみの、初めての撮影旅行でした。
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