秋の行楽シーズンである文化の日、この日は大井川鐡道でSL列車が3本運転されるので、早朝に家を出て向かいました。
雨模様の天候で、現地についても止まず、開けた場所である大井川第1橋梁に向かいました。
雲が垂れ込め、薄暗い中を、最初のSL列車1001レが鉄橋を渡って来ました。
C11312 が後補機のELを従えた、長い編成です。
次の101レの撮影は、家山駅と抜里駅の間の二つのトンネルの間ですが、列車の通過の前に雨がやんで、明るくなってきました。
今度は C5644 の牽引です。
この区間は短いので、列車の最後尾はまだトンネルの中でした。
3本目のSL列車は、最初のSL列車が早々に戻ってきて、下泉駅で行き違いとなります。
なので、田野口駅近くの道路橋で、先に戻って来る1002レから撮影しました。
ここは安易に両方向が撮れる場所ですが、今では工事により、田野口駅方向が変わってしまいました。
お隣駅での交換なので、間もなく C11227 が白煙を吐きながら近づいて来ました。
ここは晴れていれば逆光ですが、この日はうまい具合に曇天です。
次の帰りの102レの撮影は、抜里駅の南側の斜面に登って行きました。
ようやく太陽が顔を出すなか、先に普通電車がやって来ましたが、多客期のため4両編成です。
夕日を浴びながら、バック運転の C5644 が近づいて来ました。
画面を横切る道路には、普段は撮影者がいるのですが、この日は幸運にも誰もいません。
準広角で撮ったものをみると、集落を含めた様子が分かります。
既に陽が傾いていたので、1時間近くあとの最後のSL列車は待ちきれず、これにてお開きとしました。
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