この年、真岡鐡道で SLもうか号 という名のSL列車が運転されることになり、それもお気に入りの C12 が牽引するというので、何はともあれ訪問することにしました。
国鉄時代の真岡線には行ったことが無いので、雑誌等で撮影場所の検討を付けて、まずは寺内駅と真岡駅の間の石仏のポイントに行きました。
SLの前に、各停の上りのレールバスが通過します。
しばらく待つと、C1266 が軽快な足取りで近づいて来ました。
茶色く塗られた50系客車3両と、バランスの取れた良い編成です。
途中駅で停車してくれるので、容易に先回りができました。
今度は市塙駅と笹原田駅の間のなだらかな丘陵地です。
勾配も無いので煙は少ないのですが、現役時代のような雰囲気を見せてくれました。
ところがここは私有地で、無断で立ち入ってしまい、申し訳無い事をしてしまいました。
このあとは終点の茂木駅に行ってみます。
既に機回しを終えていましたが、C12 の周りには撮影者がへばりついていて、困りました。
帰りの列車の撮影地は、茂木駅と天矢場駅の間の、この線随一の急勾配区間です。
下り列車が通過後、しばらくしてバック運転の C12 が黒煙を上げながらやって来ました。
直線からカーブに入ったあたりからが順光になります。
広角のセミ版で撮ってみると、間口が狭いのが分かります。
車を走らせると、真岡駅の停車中に追い越せて、寺内駅との間で通過を待ちました。
傾きかけた陽射しを浴びながら、軽い足取りで通り過ぎて行きます。
真岡鐡道は非電化で架線が無いので、SLが走るのにふさわしい路線で、少々遠いけれども、これからも足を運ぼうと思いました。
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