北海道の2日目は富良野線で、祭日のこの日は、SLふらの・びえい号 が運転されます。
この日は残念ながら朝から雨模様でして、薄暗い中を引いて撮れる場所を探し、下り勾配ですが、美馬牛駅と上富良野駅の間にてカメラを構えました。
汽笛もブラスト音も聞こえないのに踏切が鳴り出し、C11 がおもむろに姿を現わします。
殆んど無音で、ゆっくりと通り過ぎて行きました。
すぐに追いかけて、今度は上富良野駅と西中駅の間ですが、先程同様、あたりには誰もいません。
帰りの列車の撮影は、ラベンダー畑臨時駅を見下ろす場所ですが、雨は上がったものの日は射さず、低い雲が遠くの山を隠していました。
先に下りのDCが通過します。
しばらくすると、バック運転の C11171 が排気音を響かせながら、ラベンダー畑駅に近づいて来ました。
まもなく発車しましたが、まだ速度が低いので、後方からの風で煙が前方に流され、まるで C11 が後補機で押しているように見えます。
真横に来たあたりで、ようやく煙が後方に流れ始めました。
天気が良ければ、背景には高い山並みが見えるのですが、雲間からうっすらとしか写ってくれません。
この先、上富良野駅と美馬牛駅の間で追い越せたのですが、相変わらずの曇り空で、列車の姿は木々の中に沈んで良く見えませんでした。
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