北海道で復活した C11171 が、今度は函館地区で運転されるというので、5月の連休の終わりに渡道しました。
SL現役の頃、今回運転される区間では、大沼駅あたりでしか撮影したことが無く、地形図を見ながらの撮影地探しです。
七飯駅を越えて、単線区間の目星をつけた区間に行ってみると、桜も少し咲いているなかを、先行して 特急北斗 が、4灯のヘッドライトを光らせながらやって来ました。
しばらく待つと、あとを追って C11 のブラスト音が聞こえてきます。
DLの後補機が付いているので、急勾配区間なのに、それほど煙を出してくれませんでした。
後補機の DE10 は、客車と同じく茶色の塗装なので、目立たないのが良いですね。
この先、SL函館大沼号 は途中駅で停車してくれるので、赤井川駅と駒ヶ岳駅の間で二度目の撮影ができました。
大した場所ではないのですが、先程よりも煙を出してくれています。
森駅からの帰りの列車は、噴火湾沿いの砂原線まわりになっているので、掛澗駅と渡島砂原駅の間の、さみし気な場所に行ってみました。
熊の出そうなクマザサの間から、バック運転の C11 が白い煙を吐きながら、近づいて来ました。
最後は大沼駅の先の小沼の湖畔ですが、益々寒く霞んできます。
そんな中を C11 が近づいて来ましたが、道路は大渋滞を起こしていました。
気温が低いので、白煙がずっと消えずに残ってくれます。
晴れていれば駒ヶ岳も望めるのですが、近くの小沼ですら霞んでしまっていました。
函館といえば湯の川温泉でして、この日の宿を目指して、戻って行きました。
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