この年の夏から使い始めたハッセルブラッド500CMは、ブローニー版なのに小型軽量なので、出張先に持ち歩くのがそれほど苦になりません。
ちょうど山口県では観光キャンペーンをやっていて、SLやまぐち号 も やまぐちDC号 として C56160 の牽引で運転されていたので、久しぶりに撮影に向かいました。
仕事の翌日の土曜日、ハッセルを抱えて、仁保駅と篠目駅の間の木戸トンネルの先で列車の通過を待ちます。
急いで巻き上げても、もう C56 は目の前に来ていました。
すぐに追いかけて、今度は地福駅と鍋倉駅の間ですが、画面の水平が少しずれています。
ここでも急いで巻き上げて、辛うじて後ろ姿を撮影しました。
この先はゆっくりと、津和野駅のターンテーブルに向かいました。
正面からのこの場所は、低い塀が邪魔をして、ウエストレベルのファインダーでは撮影に苦労します。
他のカットも撮影して12枚を使い切り、次のフィルムに交換しました。
帰りの列車の撮影は、津和野駅からしばらく行ったところのトンネルの手前です。
ここでは何とか2カット撮れましたが、巻き上げとピント合わせが必要なので、大変でした。
お次は長門峡駅の先で発車直後ですが、急いで築堤を駆け上がったので、画面が傾いています。
ここは発車直後なので、それほど慌てることなく2枚目が撮れるはずなのに、少々画面が傾いています。
今回の撮影に味をしめて、このあとも山口県への出張の折、SLやまぐち号 の撮影に通いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントを歓迎致します。
ご自由に書き込んでください。返信が遅くなることもありますが、ご了承願います。