この年の撮り始めは二月になってからの SL冬の湿原号 で、またしても空路で釧路空港に降り立ちました。
いつものようにレンタカーで向かったのは、細岡駅の先の夢が丘展望台です。
遠くから汽笛が響き、細岡駅の手前の築堤を行く姿から撮影を開始しました。
細岡駅のあたりから再力行を開始し、白煙が上がり始めます。
ここから湿原に入って行くので、横風を受けて煙の流れる向きが変わりました。
このあたりは強い風が吹くことが多く、機関車以外、煙に隠れてしまいます。
この先は樹木が立ち並ぶので、撮影できるのもこのあたりまでです。
帰りの列車の撮影は、釧路湿原駅と遠矢駅の間の、岩保木水門のあたりにしました。
バック運転の、二つ目の C11 が、冬の斜光を浴びながら近づいて来ます。
真横に来たあたりで、丁度編成全体をフレームに入れられます。
まわり込んでいくと、C11 のボイラーが反射して、光りました。
この日は好天で良い成果を上げられましたが、明日はどうかと思いながら、釧路市内のホテルに向かいました。
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