2022年7月25日月曜日

 三笠炭鉱遺跡と幌内線跡(その1) 2019.9.16

 幌内線は岩見沢駅を起点とし、途中の三笠駅で二方向に分かれて、幾春別駅に向かう本線と、幌内駅に向かう貨物支線がありました。

 その幌内駅が前回の S-304 が保存されている場所で、さらにその奥にはかつての炭鉱の遺跡が残されています。

 三笠鉄道記念館前の道を更に進むと、ずっと奥の方には旧北炭幌内炭鉱変電所が残されていました。


 建屋の横には、鉄骨で組まれた送電用の設備もあります。


 このあたりは幌内炭鉱景観公園として、遊歩道が整備されていました。


 そのあちらこちらに、産業遺構が残されています。


 貨物支線側はここまでにして、本線の終点、幾春別駅に向かいました。

 駅のあったあたりに来たのですが、それらしきものは何もありません。


 駅の遺構は全く残っておらず、石碑と、駅を模して作ったという便所があるだけでした。


 ここから北に向かって少し行くと、旧住友奔別炭鉱の遺構があります。


 立坑とその他の建物が見られますが、ここは立入禁止になっていました。


 幾春別駅の先に道を進み、三笠市立博物館にクルマを停め、幾春別川を渡って炭鉱遺跡の方へと進みます。

 ここには、旧北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓がありました。


 北炭の星マークが、しっかりと残っています。


 近くには、付属の建屋も残っていました。


 掘り出した石炭の輸送のため、これら奥地には森林鉄道が敷設されていて、説明板が設置されています。


 この近くには、森林鉄道の路盤が残っていました。


 小さな川を渡る鉄橋の、コンクリート製の基礎もあります。


 三笠炭鉱の遺跡巡りはここまでで、このあとは幌内線の跡を辿りました。

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