シカゴの鉄道巡り4日目の続きです。
ラグランジロード駅前から乗車のPACEバス550系統の路線バスが、UPーW(Union Pacific 西)線の線路を越えるのを確認してから、次のバス停で降りました。ところが、UP-W線の駅の横は操車場で、長い橋を歩いて渡ることとなってしまいます。歩道から操車場を眺めながら戻ります。しかし目の細かいフェンスが張られて写真が撮れる場所は、限られてます。
この操車場はプロビソ(Proviso)操車場という所で、全米一の規模を持つ操車場で、我々が陸橋から眺めたのはそのほんの一部なのでした。
橋より見たUP-W線ベルウッド駅(ホームに停まっている自動車運搬車の列は貨物列車) |
ベルウッド(Bellwood)駅待合室 |
エルバン駅 |
駅に戻る途中の踏切に通りかかると丁度警報機が鳴りだし、下り旅客列車が通過、警報機が鳴り続いているので見るとUPの東行きコンテナ貨物列車が接近、急いでカメラを取り出します。
ロンバードの踏切に接近のUPのコンテナ貨物列車 |
後部にはピギーバック貨車が付いていた |
ロンバード駅到着の下り列車(UP-W線の旅客列車は左側通行が原則らしい) |
ロンバード1704発56レ乗車、シカゴO.T.C.駅1750着。シカゴOTC駅は元はC&NW(Chicago & North Western)鉄道(後にUPと合併)のターミナル駅でその名もシカゴノースウェスタン駅だったのを再開発してオグリビー・トランスポーテーション・センター(Ogilvie transportation Center)駅に改称したのだそうです。オグリビーさんはシカゴの交通行政に功績のあった方のようで産業科学博物館に顕彰する展示があったのですが内容は読みませんでした。こちらは高架線の頭端式の駅で、駅舎は高層ビルに建て替えられています。
シカゴへ戻るとまた雨が強くなってきました。地下鉄駅まで歩くのもしんどいのでここはタクシーでホテルへ戻ろうと考えたのですが、何故かO.T.C.駅にはタクシー乗り場が見当たりません。駅を出た下車客は雨で皆同じ事を考えるようで右往左往してます。見ているとホームレスらしき人が俄かにタクシーを呼び込んで客を乗せてチップを貰うという商売を始めました。どうしようかと思いましたが、こういうのには関わりたくないです。そして「そうだユニオン駅なら長距離列車の発着があるので当然タクシー乗り場もあるはず。」と思いつきました。駅前の横断歩道を渡るとユニオン駅の北ホームの端へ入る出入り口があるのです。
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