2017年1月23日月曜日

木次線から布原へ 1967.7.29-30

 山陰線の旅の続きで、木次線で木次駅、そして備後落合から芸備線で新見方面へと向かいました。
 まずは7月29日から。

 木次線の客レ牽引機は、松江から木次駅まではC11で、ここからがC56の出番でした。
 従って木次駅では、この2型式の姿が見られました。

 C11が松江に向けて出発しました。

木次駅を出発するC11牽引の客レ

 一方、C56は構内で客車の入れ替えを行っていました。

係員はお疲れの様子

 本来ならば列車を撮影すべく向かうのですが、あまりの本数の少なさに諦めて、次の列車で備後落合へと向かいました。

 備後落合では芸備線の乗車列車との間に貨物列車が設定されていたので、近場の撮影地を求めて出かけました。

比婆山-備後落合

 この辺りは山岳地で急勾配につき、結構な煙を上げてくれます。冬場であれば、迫力有る写真になりそうです。

 この日は新見まで移動し、本日のお宿へと向かいました。

 翌30日はD51三重連が見られるとのことで、布原信号場へ。
 SLブームとなった頃の布原は大変な賑わいでしたが、この時は全く訪れる人が無く、静かな山間の小さな集落でありました。
 布原は信号場で利用者が少ないので停車する列車が限られており、新見駅の発車時刻表には「布原停車」の表記がされていました。

 三重連がいつ、どちらから来るのか全く分からないまま、備中神代方面の鉄橋下で撮影を開始。

芸備線823レ

 何本か撮影していると不意に後ろから轟音が響き、見上げるとD51が3台繋がって通過して行きました。
 慌てて後姿を撮影したのがこの1枚で、三重連をここで撮った人はいないでしょう。

後追いの2492レ

 引続き、次々やって来る列車の撮影を楽しみました。

単機回送が結構ある
芸備線852レ

 芸備線の列車はC58牽引でやってきて、お陰で列車密度が高いです。

492レはD51重連
伯備線の客レはD51牽引

 新見からの下り貨物を撮影していたら、後補機が重連でした。
 わかっていたらこんなアングルで撮らなかったのに。

469レは後補機逆向き重連

 新見駅に戻るべく信号場で列車を待っていると、またも単機回送が来ました。


 布原信号場のホームは1両分の簡素なものでした。

2 件のコメント:

  1. トップの木次線客車列車、牽引、C11238ですね。
    幼稚園児ぐらいのころ(木次線沿線に住んでいた)、よく見かけたカマです。

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  2. 木次線といえばC11には興味なく、皆さんC56の撮影に備後落合駅から先の方に向かっていました。
    従いまして、発表されている写真を見ても殆んどがC56ばかりで、C11の走行写真はあまり見かけません。
    どこでも見られたC11は、私も含めてこの当時は、わざわざ撮影に行くことは少なかったと思います。

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