2019年9月14日土曜日

 雪にも負けずの 夕張鉄道 1970.3.20

 夕張鉄道は、函館本線の野幌駅から夕張本町駅までの長い路線ですが、鹿ノ谷に機関区を構えているので、それを目当てに訪れました。

 大夕張鉄道が大雪で不通なのに対し、夕張鉄道は除雪して営業されていましたが、線路脇には雪が高く積まれ、撮影は困難でした。


 給炭塔が見えるのですが、線路の幅しか除雪されていないので近寄れません。


 9600 が並んでいましたが、これまた雪の壁からわずかに見えるだけです。

 目の前をセキを押して行きましたが、下回りは全く見えず。


 バック運転で通り過ぎたところを、線路に降り立って、ようやく1枚撮れましたが、当時は撮影で構内をうろついていても、格段のお咎めもありませんでした。


 ようやく庫の前までたどり着くと、フロントデッキに雪を山積みにしたのもいて、煙を上げていました。


 その近くには、排雪用の車両たちと、奥にはDCの姿も見られました。


 夕張鉄道を辞してから、国鉄夕張駅に向かいました。


 こちらも雪の山で、先程鹿ノ谷駅で見た、ラッセル車を押した 9600 の姿がありました。


 鹿ノ谷駅からは夕張鉄道の機械式DCに乗車し、野幌駅に出ました。


 この鉄道は国鉄函館本線への短絡線として、大変ありがたい存在でした。

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