足尾線の朝一番の C12重連貨物 を追いかけようと、頼み込んで前夜のうちにレンタカーを借り、仲間を拾いながら未明の道を足尾線へと向かいました。
神土駅の先、今では草木ダムに沈んでいる鉄橋を見下ろす国道から、列車の通過を待ちました。
川底近くの鉄橋を、小さな C12重連 が、力一杯走り抜けて行きます。
すぐに車に飛び乗ると、原向駅の先で追いつけました。
その後も追い続けますが、この当時の並行する国道は未舗装で道幅も狭いので、あまりスピードを出せません。
足尾駅に先回りでき、列車の到着を待ちます。
足尾駅がすべての貨物列車の終着駅で、この先の足尾本山までは、C12 の単機牽引による別のスジの列車が設定されています。
足尾駅の先の小さい鉄橋で、足尾本山に向かう区間貨物を撮影しました。
足尾駅の待合室に戻っていると、ヤマからバック運転の C12 が帰って来ました。
足尾駅では上りの一番の貨物列車の準備が整い、発車時間を待っています。
先回りして、草木駅と神土駅の間の朝と同じ鉄橋で、転がり下りてくるバック運転の重連を撮影しました。
次の下り貨物も、神土駅から重連になるので、発車のシーンを撮影します。
これも追いかけたいのですが、当時の道路事情ではレンタカーの返却時間に間に合わないので、諦めました。
それでも帰りがけの駄賃と、大間々駅でやってくる下り貨物を撮影します。
何と、前部に DE10 が付いていて、足尾線の無煙化が近づいているのを感じました。
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