この年の夏休みには、長野県上松町の国有赤沢自然休養林の中にある、赤沢森林鉄道に行ってみました。
上松駅近くで国道から分岐した県道を辿って行くと、国有林の中に自然休養地として整備されていて、その一角にナローゲージの観光鉄道が敷設されています。
現役時代には見たことのない、木曽森林の機関車が保存されているので、行きにくく、遠い場所ですが、時間をかけて訪問しました。
この線は、元々小川森林鉄道赤沢支線として使用されていた跡地の一部に、長さ1.1km程度の線路を再敷設したとのことです。
ここにはSL以外にも、木曽森林鉄道で使用されていた車両が保存されているので、先ずはそちらから。
記念館内には、片側湘南顔のDL等が保存され、屋外には車掌車等が置かれていました。
そして、森林鉄道のホーム前のヤードに目的の B1リアタンク機 がいました。
夏のドピーカンの下なので、黒い車体が余計に黒くなってしまいました。
後ろには移動用なのか、DLが連結されたままなので、少々撮影の邪魔です。
真横から見ると、このボールドウィンの特徴的な姿がよくわかります。
このあとは、森林鉄道に乗って、終点まで乗り心地を楽しみます。
折返しのための機関車付替えを見て、撮影ポイントを探しながら戻って行きました。
林と沢の中を縫って走るので、撮れる場所は限られます。
お盆休みで大混雑し、猛暑で汗だくになった記憶が残っています。
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