SLニセコ号の撮影後は道東を観光していましたが、途中で中標津町の丸山公園に立寄り、保存されている C11209 を見に行きました。
北海道内で保存されている車両で、屋外展示されているものの多くは、冬季にはシート等で覆われ、春になるまで見ることができませんが、ここではまだ展示されていました。
2016年に 写真集「SL現役の頃」 を自費出版し、SL時代の撮影フィルムの整理が完了しました。
引続き、SL無き後に撮影したものについても順次デジタル化を進めています。
同時に、相変わらず現在でも撮影に足を運んでいます。 といったところで
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現役の頃/その後/現在、を取り混ぜながら拙作をご紹介します。写真クリックで大画面もご覧下さい。
SLニセコ号の撮影後は道東を観光していましたが、途中で中標津町の丸山公園に立寄り、保存されている C11209 を見に行きました。
北海道内で保存されている車両で、屋外展示されているものの多くは、冬季にはシート等で覆われ、春になるまで見ることができませんが、ここではまだ展示されていました。
前日は一日中晴れ渡ったのですが、この日は朝から曇り空で、天気予報でも次第に崩れると報じられていました。
そこで手軽に撮ることとし、小沢駅と倶知安駅の間の国道に早めに向かったのですが、既に路肩には多くの車が停められていて、その最後尾のスペースに辛うじて駐車できました。
国道から下に降りて、線路横の道を進んだ人も多いようですが、線路を見下ろす国道にも大勢の人が並んでいます。
少し空いているところがあり、話してみると快く詰めてくれて、その方とは列車が通過するまでの2時間、撮影談義をして過ごしました。
通過時間になると遠くから汽笛が聞こえ、カーブの向こうから C11 が白煙を上げながらまわり込んで来ました。
SLニセコ号 の運転は2000年から行われていましたが、ニセコ号といえば C62 が牽引するものと思い、C11 牽引でニセコ号を名乗るのは似つかわしくないと考えていました。
そんな訳で再復活運転されていても足が遠のいていたのですが、この年の秋、ようやく出かける気になりました。
最初に訪れたのは小樽駅のはずれですが、現役の頃とは景色がまるで変ってしまったのに驚きながら、場所を探して列車の通過を待ちました。
この年は九月になってからの夏休みで、長野県内の各地を巡ったのですが、その初日に途中の信越線で運転される SL碓氷号 を撮影してから、長野県に向かうことにしました。
ところがこの日は朝からの雨が降り続き、そのため撮影地はクルマから離れずに撮れる所にしようと、群馬八幡駅と安中駅の間に向かいました。
今回はSLの前に通過する普通電車はパスして、通過の直前になって車外に飛び出し、手持ちでの撮影です。
福島県の震災からの復興の一助として、SLふくしま復興号 が郡山駅と福島駅の区間で運転され、往路は C6120 が牽引することになりました。
数日の練習運転が設定されたので、7月26日に仲間と撮影に向かうこととしました。
この日私は、性能や価格にやっと納得できた EOS5DMkⅢ を持参し、初めての実戦使用に臨んだのです。
最初の撮影地は、五百川駅と本宮駅の間の五百川駅を遠望する道路橋の上で、やって来る列車を1枚づつ撮って過ごしました。