福島県の震災からの復興の一助として、SLふくしま復興号 が郡山駅と福島駅の区間で運転され、往路は C6120 が牽引することになりました。
数日の練習運転が設定されたので、7月26日に仲間と撮影に向かうこととしました。
この日私は、性能や価格にやっと納得できた EOS5DMkⅢ を持参し、初めての実戦使用に臨んだのです。
最初の撮影地は、五百川駅と本宮駅の間の五百川駅を遠望する道路橋の上で、やって来る列車を1枚づつ撮って過ごしました。
上りの普通電車に続いて、今度は下りです。
ようやく待ちかねた C6120 が、旧型客車を牽引して来ました。
駅通過直後なので煙を期待したのですが、気温が高い事もありほとんどありません。
このあとは追いかけて、煙の期待できる松川駅と金谷川駅の間に向かうことにします。
ここには大勢の撮影者が集まり、通過の前になると、線路近くにまで人が立ちいってしまいました。
期待通りの煙を吐いてくれたので、目障りな人たちには消えてもらいます。
福島駅に到着後、東福島駅まで回送するので、松川の土手で待ち受けました。
下回りに邪魔な柵がかかりますが、おまけの撮影としては上等です。
帰りの列車では、C61 は転向できないので ED75 が牽引し、最後尾に後ろ向きで牽かれて行きます。
なので真横から撮ることにして、南福島駅と金谷川駅の間の、高架の上り線を臨む場所に行きました。
通過までは長い時間があり、夏の高温の下の日陰も無い場所で、ただただやって来る列車を順に撮り続けました。
さすがは東北本線で、コンテナ貨物が次々とやって来ます。
ようやくやって来ましたが、ED75 牽引の旧客列車も、この先見る機会があるのでしょうか。
最後尾の C6120 が現われましたが、全く絵になりません。
アップで撮ってみても、大差なしでした。
帰途について車を走らせていると、途中で追い越せたようなので、杉田駅と本宮駅の間で停めて撮影します。
煙が無いのは残念ですが、車体を光らせながら通過して行きます。
最後のカットは、C61 の足回りが隠れてしまいました。
思いがけずに追加の撮影ができ、意気揚々と引き上げました。
EOS5DMkⅢについても、V1と操作系が同じなので違和感なく撮影でき、良い画質に感心したのです。
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