2019年5月31日金曜日

 SL大樹 撮影記 2019.3.11

 今年の3月の10・11日に鬼怒川温泉に泊まりに行きましたが、ついでに SL大樹 を撮影しようかと調べてみたら、なんと月曜なのに11日には運転されていました。

 10日は東武ワールドスクウェアで保存機を見ただけで、翌日を撮影日にあてたのですが、この日は朝から雨模様で、気温も低く撮影向きではありませんでした。

 最初の1号は、東武ワールドスクウェア駅と鬼怒川温泉駅の間の複線区間です。


 冷たい雨の降る中を、白煙をたなびかせて通過して行きました。


 折返しの2号まで時間があるので、鬼怒川温泉駅に様子を見に行きます。


 SL大樹 の反対側から、ゴールドのスペーシアが発車して行きました。

 JRからの乗り入れ253系の到着後、C11207 がターンテーブルに向かって近づいて来ます。


 いつもの青いヘッドマークではなく、栃木県のイチゴに因んだヘッドマークが取付けられていました。


 次は大谷向駅と大桑駅の間の、引きの取れる場所に行ってみました。


 この線は単線なのに両側ポールの架線柱で、その上、線路柵に囲われている区間が多く、他の人の写真を見ても、正面からのカットばかりが目立ちます。


 ここで2号を撮ってみましたが、やはり足回りが邪魔されてしまいました。


 昼食後、3号の撮影場所をやはり大矢向駅と大桑駅の間で探し、何とか足回りが見える場所で列車を待ちます。


 ここでは架線柱の立て直しでしょうか、もう1本の邪魔物があるうえ、あまり煙を上げてくれません。


 4号もこの近くでの撮影ですが、上り列車に対しては開けた場所がありました。


 雨が上がったところを、JRの乗り入れ特急が通過し、しばらくすると SL大樹4号 が姿を現わしました。


 ようやく邪魔物が無いカットが撮影できました。


 C11207 の次位に ヨ が付いた編成は、北海道でよく見た姿です。


 運転列車本数も多く、首都圏からも近いので、もう少し良い撮影場所があればと思うのは、贅沢な望みなのでしょうか。

2019年5月29日水曜日

 三岐鉄道 北勢線 2018.1.9

 三岐線の近鉄富田駅に戻り、桑名駅に向かいました。

 近鉄の桑名駅から程近い所に、三岐鉄道北勢線の西桑名駅があります。

 この北勢線は、経営者が何度も変わり、以前は近鉄の傘下でしたが、廃止の意向に対し三岐鉄道が経営を依頼された762mmの電化軽便鉄道です。

 西桑名駅から乗車し、車庫がある北大社信号場の最寄り駅である、東員駅で下車しました。


 沿線の主要駅である東員駅には、当鉄道をCTC制御する部門が駅舎の2階に整備されています。


 東員駅を発車する電車を見ながら北大社信号所に向かいました。


 ここには信号場に併設された車両整備工場的な施設がありますが、重要検査は外注されているようです。


 信号場で通過列車を待っていたら、二色塗分けのK77編成がやって来ました。


 桑名寄りの3両は連節車で、編成の前後ではお面が異なっています。


 再び東員駅に戻りますが、途中で下り電車が来たので撮影。


 東員駅の裏側からの撮影ですが、緑色の屋根が運転施設を備えた駅舎です。


 駅前に駐車している多数の車も写っていますが、沿線のいくつかの駅では移転整備し、駅前に駐車場を作って、パークアンドライドで集客しています。

 東員駅では側線に待機するのも含めて、3編成が並ぶことがあります。


 今度は終点の阿下喜駅で下車しました。


 駅の隣にはナローの線路が敷かれ、ターンテーブルも設置されています。


 また、北勢鉄道時代に導入したモニ226が、綺麗な姿で保存されています。

 そしてその奥には地元の市民団体による、軽便鉄道博物館がありました。


 沿線の名所である、ねじり橋やめがね橋は車内から垣間見ただけで、西桑名駅に戻りました。


 三岐線と共に、この北勢線ももう少し時間をかけてみてみたいところで、両者合わせて再訪したいと思っています。

2019年5月27日月曜日

 三岐鉄道 三岐線 2018.1.9

 この年の正月明けに、名古屋の周辺をうろつきに行きました。

 その際に、三岐鉄道の三岐線と北勢線を 1日乗り放題パス で回りましたが、今回はそのうちの三岐線についてです。

 三岐線の始発駅は近鉄富田駅ですので、久しぶりに近鉄電車に名古屋駅から乗車しました。


 三岐線の起点はJRの富田駅で、貨物線がつながっていて、旅客線は枝線で利用客が多い近鉄線に結ばれているという変則路線です。

 近鉄線の3番ホームから、西武鉄道から来た751系電車に乗車し、途中の保々駅で下車しました。


 ここは沿線の主要駅で、少し歩くと保々車両区があります。


 構内に積まれた空調機を見ながら進むと、検修庫がありました。


 ヤードには東武鉄道から来た電気機関車が沢山いて、貨物輸送が盛んにおこなわれているのがうかがえます。


 構内には立ち入りませんでしたが、周辺が開けていて、撮影には事欠きません。


 近くの踏切からは、長玉を使えば鈴鹿山脈をバックに正面からも撮影できます。


 保々駅に戻ると、下りの貨物列車が進入してきました。


 乗車する上り電車との交換待ちで、ホームには下校する学生があふれていました。


 三岐線は鈴鹿山脈のふもとの西藤原駅まで伸びていますが、このあとに北勢線に行く予定でしたので、富田駅まで戻ってしまいました。

 改めて、沿線で貨物列車の撮影に来ようと思います。

2019年5月25日土曜日

 京都鉄道博物館に初見参 2017.4.25

 梅小路蒸気機関車館の頃は何度も訪れていましたが、オープン1年後のこの年に、初めて京都鉄道博物館を訪れました。

 混雑が報じられていたので、平日の開館直後に行ったのですが、それでもかなりの人がいて、SL館の頃の閑散としていたのとは雲泥の差です。

 まず目についたのは、大阪の交通科学博物館から来た、C6226 です。


 ここで展示するにあたり相当手を入れたようで、あまりに綺麗すぎて、何やらレプリカのようにも見えます。


 他にも 1800型 や 230型 も素晴らしくきれいな姿になっています。


 屋外にはELが展示されていました。


 室内の目立つ場所には、JR西の看板であった 500系新幹線や特急型車両が並んでいました。


 その他、所狭しと多くの車両が展示されていますが、一部の車両は少し高い位置に置かれて、車体の下に潜って見ることができます。


 これらの車両は新築された建物にありますが、順路に従ってその先に行くと、かつてのSL館であった扇形庫に出ます。


 ここにも新顔が展示されていましたが、ぜひとも火が入れられたときに来たいものです。


 この日は 8630 と 9633 が庫外に出されていました。


 今回うれしかったのは、新築された建物の屋上から見下ろせるようになったことです。


 普段は見上げるばかりでしたので、模型を見るような新鮮な感覚でした。


 折しもヤードでは、整備を終えた C56160 が、加減速のテストをしきりに行っていました。


 この日のスチーム号は C622 が担当していましたが、これまた見下ろすことができて楽しめました。


 最近山陰線の新駅ができ、アクセスも良くなったので、もう一度行ってみたいものです。

2019年5月23日木曜日

 北北海道の保存機めぐり 2014.6.14-15

 この年の6月に、稚内から旭川までレンタカーで旅をし、観光のかたわら廃線跡や保存機めぐりをしました。

 天北線沿いに南下し、最初に立寄ったのは下頓別駅です。


 駅名表とホームは残っていましたが、線路は既に撤去されていました。

 中頓別駅を目指して走っていると、中頓別寿公園という地域住民向けの運動場や遊具の整備された公園があり、ここには 49648 が保存されていました。


 綺麗に塗装されていて、屋根が無いにもかかわらず、保存状態は良好でした。


 中頓別駅跡はバスターミナルとして整備されていて、その広場には キハ22208 が保存されています。


 腕木式信号機も一緒に置かれていますが、車体の塗装がはがれているうえ、現役時代とは異なる青色の姿はあまり好ましくありません。

 この日は名寄の市内にに投宿しました。

 翌朝は名寄駅の南側の、宗谷本線のすぐ横の名寄公園に保存されている キマロキ を見に行きました。


 この公園のすぐ下を宗谷本線が通っているので、列車に乗っていると目に入ります。


 59601 を先頭に、マックレー車、ロータリー車と続きます。


 全て綺麗に塗装され、保存状態は良さそうです。


 キマロキの後ろのキは、D51398 で、西名寄の駅名表が立っています。


 最後尾には ヨ が連結され、腕木式信号機付です。


 このあとは旭川を目指したのですが、廃線跡ではなく、現役の駅をめぐりました。

 塩狩駅は、SL現役の頃何度か訪れましたが、既に無人駅となっています。


 駅のすぐそばには、小説塩狩峠の作者の三浦綾子の旧宅を利用した塩狩峠記念館があり、観光客の姿が見られました。

 次は、かつてエレキバンのCMで有名になった比布駅ですが、ここに立寄ってみると、丁度上りの臨時列車が通過してくれました。


 今回はまさしく、SL現役の頃のその後を訪ねた旅でした。