小樽築港機関区

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2019年12月21日土曜日

 仙台ベースの撮影記 1 石巻線 1972.7.19

 この年の夏休みの初めは、仙台に下宿する友人宅をベースに、周辺のSL撮影をしながら過ごしました。

 初日はスタートが遅かったので、お昼過ぎの石巻線を少し撮っただけです。

 下りの貨物列車を追いかけるように車を走らせ、鹿又駅でようやく追いついたので、駅の先の踏切で待ちました。


 気温が高いので、煙は全くのスカです。

 この先は追いかけてもすぐに終着の石巻駅なので、上り貨物を撮影すべく、前谷地駅の先の涌谷駅寄りの場所に向かいました。

 殆んど平坦な石巻線ですが、このあたりにはわずかな勾配区間と短いトンネルがあります。


 長い編成を牽引して来たのですが、残念ながら煙は出してくれませんでした。

 この日はこの2枚だけを撮影して引き上げ、明日に備えました。

2019年12月19日木曜日

 陸羽西線の C58 1972.3.16

 東北地方のローカル線巡りの3日目は、C58 の走る陸羽西線です。

 同じ C58 の走る陸羽東線は、勾配区間があるので貨物には補機運用があり、客車列車もあるのですが、陸羽西線にはさしたる勾配も無く、鉄道誌にもあまり取り上げられない線区でした。

 新庄駅から各停DCに乗り、古口駅に降りてみましたが、撮影効率が良さそうに思えただけで、他に理由はありません。

 雪を踏みしめて高屋駅方向に歩き、刈り取られた田圃の中で、古口駅を発車して来る貨物列車を待ちました。


 先に上りのDC急行が来ましたが、こんなローカル線にも長い編成の優等列車が運転されていたのです。

 交換で、発車の汽笛が響きました。


 晴れ渡った中を、白煙をたなびかせて走る姿は、C58 でも十分絵になります。


 次の上り貨物もこのあたりで撮影します。


 駅の手前なので、力行運転とはいきませんが、黒煙を出してくれました。


 最上川に合流する角川の鉄橋を渡り、古口駅に進入して行きます。


 今度は津谷駅方向に進み、最上川を渡る鉄橋のたもとに向かいました。

 やって来たのは各停のDCの混結編成で、当時はありふれたものです。


 次は下り貨物ですが、駅の手前で煙は期待できないので、葉を落とした樹をアクセントに撮ってみました。


 逆に古口駅を発車して来る上り貨物は、大いに力行してくるはずなので、鉄橋を行く姿をオーソドックスに撮影します。


 C58 は期待通りの煙を吐きながら、高速で駆け抜けて行きました。


 これにて3日間の夜行乗り継ぎの撮影を終え、帰途に着きました。

2019年12月17日火曜日

五能線の ハチロク 1972.3.15

 東北地方のローカル線撮影旅、2日目は五能線です。

 8620 が走り、深浦あたりを走る混合列車が良く知られていましたが、全線通しの列車本数が少なく、撮影効率の悪い路線でした。

 それでも東能代駅近くでは通勤用の区間列車があり、朝のうちはこれを撮影すべく、ひなびた沢目駅に降り立ちました。

 8620 が牽引して、長い編成の客車列車がやって来ました。


 無人の沢目駅は通過して行きます。


 急に天候が崩れた中を、反対方向からバック運転で下りの客レが姿を現わしました。


 降り続く雪を避けるために大きな樹の下に避難していると、時刻表には無い、バック運転の単機回送が、雪にかすむ中を通過して行きました。


 間もなく嘘のように晴れ上がり、2本目の上りの通勤列車が近づいて来ました。


 朝の列車は以上なので、深浦駅までのんびりと車窓を楽しみながら移動します。

 ここ深浦駅ではお昼頃に上下の混合列車が1本ずつ通過しますが、広戸駅方向に進み、海側から上り列車を撮影します。


 深浦駅の手前なので、絶気運転です。


 再びモノクロに持ち替えて、カットを稼ぎます。


 深浦駅に戻り、下り列車の到着を待ちます。

 列車は到着すると停車時間が長いので、一旦客車を切り離し、8620 は給水・給炭に向かいます。

 中途半端にターンテーブルに乗り上げて、停車しました。


 すぐそばまで山が迫り、給水ポート等が手狭な中に配置されているためのようです。


 発車時間前に、余裕を持って広戸駅方向に歩き、線路脇の切り通しの上に登ります。

 やがて発車の汽笛が響き、白煙を吐きながら海沿いの道をやって来ました。


 何しろ本数が少ないので、カラー、モノクロとカメラを持ち替えて撮影を続けます。


 切り通しの足元を通過して行きます。


 後ろ姿を撮影すると、海をバックにして奇岩が一緒に入りました。


 深浦駅から本日最後のポイントを求めて、能代駅に向かいました。

 ここから向能代駅方向に戻り、米代川の鉄橋に出ましたが、対岸に渡る道が近くに無いので、橋を見下ろす高台にあがりました。

 先に来たのは上りのDC列車ですが、すでにカラーを使い切ったので、モノクロのブローニーでの撮影です。


 下り貨物の時間になる前に陽が落ちて、スローシャッターしか切れません。


 動体ブレを起こしながら、バック運転の貨物列車を撮影しました。


 今晩の宿も、夜行列車の狭い座席です。

2019年12月15日日曜日

 C58 の走る 八戸線 1972.3.14

 東北方面でも無煙化が進み、SLを求めて、今まで足を踏み入れなかったローカル線に向かうようになりました。

 そのローカル線では C58 や C11 といったあまり人気の無いSLが使用されることが多いのですが、贅沢は言っていられず、八戸線に向かいました。

 夜行列車から始発列車に乗り継ぎ、陸奥白浜駅に降り立ったのは、海を入れてのカットが撮影したいからで、鮫駅方向に歩きました。

 雪原に朝日があたり始めると、遠くから C58 の汽笛が聞こえてきました。


 西風が強烈で、煙が地を這ってしまいます。


 すぐ横は海岸ですが、東側なので逆光になってしまいます。


 後ろ姿で、ようやく海を入れての撮影ができました。


 次の撮影場所は漁港らしいところとして、陸奥湊駅で下車、小中野駅方向に進み、鉄橋をサイドから撮れる場所にて待ちました。

 このあたりでは通勤用に客車列車が設定されていますが、まずは下りの客レからです。


 強い風にあおられて、あと押しのようになってしまいました。

 次は上りの客レですが、区間運転の列車はバック運転での運用です。


 ウミネコの飛び交う中を、通り過ぎて行きました。


 次は鮫駅のはずれで、スイッチャーの陰から上り貨物を撮影します。


 区間運転の鮮魚列車が出発して行きました。


 明日の撮影は五能線なので、移動時間がかかるため、まだ陽が高いのにこれにて車中の人になりました。

2019年12月13日金曜日

 冬の初めの 会津線 1971.12.4

 米坂線撮影の翌日は、会津線にやって来ました。

 雪の季節ですので、車ではなく鉄道利用です。

 宿のあった湯野上温泉を早々に抜け出し、桑原駅方向に歩き、朝一番の貨物列車をまだ薄暗い中で待ちました。


 ここらあたりまで山あいに入ると周りは雪景色ですが、この一番列車は、ワフ1両だけの姿を良く見かけます。


 滝ノ原線の貨物列車は当分無いので、只見線との分岐駅である西若松駅に移動しました。

 只見線の下り貨物列車が入線してきます。


 C11 が背中合わせの重連で、この線では初めて見ました。


 暫しの停車後、2両共煙を吹き上げながら出発して行きました。


 今度は只見線に乗車し会津坂下駅に向かいますが、列車利用の撮影は効率が宜しくありません。

 会津坂下駅に下り客レが到着しますが、このあたりの平地にはまだ雪は無く、冬枯れといったところです。


 只見線側にはまだ何本かの客車列車が残っていて、次に来るのは上りの客レです。


 横風が強い中を、上り勾配に向けて C11 がスロットル全開で加速してきました。


 まだ明るい時間帯なのですが、この日のうちに東京に戻るため、撮影はここまでで切り上げました。

2019年12月11日水曜日

 初冬の 米坂線 1971.12.3

 このころは12月になると雪国では積雪があるので、真冬には豪雪となる米坂線に、雪中の 9600 を求めて米沢駅から始発の普通DCに乗り込みました。

 今泉駅で先行の貨物列車を追い越すので、まだ暗いのですが、窓を開けて撮影します。


この先羽前椿駅では、後着の上り客レを待つので、ホームの先端で到着を撮影しました。


 乗車を続け手ノ子駅で下車、羽前沼沢駅方向に歩き、上り貨物の通過を待ちます。


 交換で下り貨物が来ますが、こちらは上り勾配なので煙が期待できます。


 期待通りの白煙を上げながら、思いのほか早い速度で通過して行きました。


今度は上りの客レなので、手ノ子駅に戻り、発車するところを撮ることにしました。

 ところが雪ではなく、雨が降り始めてきました。


 雨に濡れながら、走り去る後ろ姿を見送ります。


 雨が少し収まって来たので、再び羽前沼沢駅方向に歩き、下り客車列車の通過を待ちます。


 真冬ならば白一色になるのでしょうが、まだら模様の中を軽快に登って来ました。


 これにて駅に戻り、帰途に着きます。

 朝と同様に、羽前椿駅で貨物列車との交換がありますが、ホームに降りずに先頭の車内から怠け撮りをしました。


 米沢駅に着きましたが、まだ時間が早いので、機関区を覗きに行きます。


 9600 はクラの中にいるだけで、外には見当たりません。

 そのうち下り貨物の発車時間になったので、適当に近くに場所を定めました。


 どうせ来るならば、もっと雪が積もる真冬にするべきだったと思いながら引き上げました。