小樽築港機関区

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2022年2月27日日曜日

 復活SL C61牽引の SLレトロ碓氷号 2011.9.18

 この年の6月に C6120 が復活し、初期トラブルがあったものの、その後は順調に運転されるようになりました。

 9月になってようやく撮影に行けることになり、この日は信越線で旧型客車を牽引し、SLレトロ碓氷号 として走ってくれます。

 信越線のSL運転区間での撮影は記憶になく、地図を頼りに安中駅と磯部駅の間を探していたら、案の定数人のファンの群れがありました。

 その中で場所を確保し、まずは普通電車で感触を確かめます。


 続いて C6120 の登場で、結構な煙を出してくれましたが、手巻きのハッセルでは1枚のみの一発勝負でした。


 このあと横川駅に向かい、停車中の C6120 をじっくり撮影しようと思いました。

 実はこの時、初めてデジタル1眼を使用したのです。


 逆光でつぶれそうな黒い車体ですが、非常にクリアに撮影でき、デジタルの威力を見せつけられました。


 撮影中は久しぶりの C61 の姿に見惚れていたのですが、後方から見ると、テンダー上部に今様の装備が目につきます。


 最後尾には、帰りに先頭に立つ EF641001 の茶色い姿がありましたが、私はやはり青色塗装の方がしっくりするように思いました。


 この日は近くで1泊するので、上り列車の撮影には行かず、お隣りでSLを撮影します。


 いつもとは違って、右回りでの運転でした。


 今回も入場料を払わずに、柵の外から撮影します。


 この逆光撮影でも、デジタルの威力を知りました。


 グリーンブリーズ を2回撮影して、本日のお宿へと向かいました。


2022年2月25日金曜日

 篠ノ井線 姨捨駅 2011.8.30

 夏休みの家族サービスの折、田毎の月として有名で、景色の良い所だということにして、篠ノ井線の姨捨駅に連れて行きました。

 SL現役の頃には篠ノ井線には縁が無く、電化されてから撮影に訪れていますが、その際も姨捨駅には立ち寄ったことがありません。

 駅に着いてから、最初にホームのすぐ下のお立ち台に行ってみましたが、こんなに安直に撮影できるとは思いませんでした。


 特急しなの を撮ったあと、駅のホームに行ってみると、下りの普通電車が入線してきました。


 一旦ホームから本線にバックし、折返して来る電車を、上り線のホームの撮影スポットから撮ることができます。


 今度は下りの普通電車が、バック運転で駅ホームに進入してきました。


 駅への入り口あたりに踏切があるので、この下り普通が発車して来るのを撮影します。


 再び下りホームのお立ち台にて待っていると、上りの快速天竜峡行きが勾配を上って来ました。


 快速列車ですが、バック運転で無人駅のホームに入って来ます。


 いつまでも撮影していると文句が出そうなので、残念ながらこれにて姨捨駅をあとにしました。


2022年2月23日水曜日

 復活SL 再び夏休みの上越線 SLみなかみ号 2011.8.28

 この年は再び夏休みを8月末にとることにし、やはり上越線に立寄ることにしました。

 今回は渋川駅の手前から撮り始めることにして、八木原駅との間の田園地帯に向かいました。

 晴れているものの湿度の高そうな空の下、まずは各停の115系からです。


 次に D51498 がやって来ましたが、気温が高い割には良い煙を出してくれました。


 渋川駅の停車時間が長いので、敷島駅の手前の撮影地に着いてもまだ十分時間の余裕があり、やって来た普通電車から撮影します。


 続いて SLみなかみ号 が来ましたが、先程とは違って、ここではあまり煙を吐いてくれませんでした。


 さらに追いかけて、今度は後閑駅と上牧駅の間の築堤ですが、夏草が生い茂っていて、下回りが隠れてしまいます。


 手巻きのハッセルでは、もう1枚撮るのがやっとでした。


 水上駅に行ってみます。


 かつて多くの線路や機関庫があったところが整備され、がらんとしていました。


 D51498 は、見学広場の前に停車します。


 帰りの列車の撮影場所は、何度か訪れた上牧駅近くですが、今回の標準レンズでの撮影では、列車の姿がほんの豆粒のようでした。


 曇ってきたこともあって、列車が全く目立ちません。


 以前は上牧駅に停車したので、発車の際の煙が上がったのですが、通過では全くのスカになってしまいました。


 今回は天候も煙もハズレです。


 この先は追いかけずに、次の目的地に向かいました。

 その場所は、軽井沢に向かう途中で何度も立寄った、碓氷峠鉄道文化むらです。

 いつものように中には入らず、柵越しに グリーンブリーズ を撮ろうとしたら、画面が傾いてしまいました。


 ふと気が付くと、シェルパくん のヘッドマークを付けた DB201 がヤードに押し込まれています。


 シェルパくん の停車している駅に行ってみると、保守用の黄色いDLがヘッドマークを付けてスタンバっていました。


 やがて発車時間になり、とうげのゆ駅に向けて押し上げて行きました。


 再び グリーンブリーズ の運転時間になったので、今度はきちんとハッセルを構えて撮影します。


 撮影はここまでで、碓氷峠バイパスを登って行きました。


2022年2月21日月曜日

 北海道の保存車両(その3) 2011.7.12

 雨宮21 がいる丸瀬布いこいの森からスタートし、保存車両を見ながら帯広までやって来ました。

 今回はその続きですが、まずは宿泊した帯広駅に隣接するホテルの窓から見えた根室本線の車両です。

 帯広駅付近は高架になっていて、駅に上りの普通DCが到着しました。


 続いて、特急スーパーおおぞら2号 の到着です。


 窓から眺めるのはこれくらいにして、広尾線に沿って南下し、愛国駅に着きました。


 この駅に残されたホームには、19671 が保存されています。


 綺麗に手入れされているのですが、夏の青空の下では、真っ黒な車体が景色の中でつぶれてしまいました。


 愛国駅の次に向かったのは、当然ながら幸福駅です。


 ここには キハ22238 が、やはり大変綺麗な姿で保存されていました。


 ホームには キハ22221 が停まっていますが、こちらは大きく育った防雪林の陰になって、きれいに写せません。


 観光客があふれる幸福駅をあとにし、お次は狩勝峠を目指し、先ずは新得駅近くに置かれている D5195 でした。


 こちらも綺麗な姿で屋根の下に保存されていたのですが、真夏のトップライトの日陰なので、どうにもうまく撮れません。


 狩勝峠に向けて国道を登って行くと、途中にかつての新内駅の跡地があり、59672 が20系寝台車3両を牽引した格好でホームに停まっていました。


 ここでも黒光りした車体は、露出の設定に悩んでしまいます。


 このあとは国道を更に進み、狩勝峠の分水嶺に行きましたが、線路とははるかに離れていて、ただの観光となってしまいました。


2022年2月19日土曜日

 北海道の保存車両(その2) 2011.7.11

 この日は北見相生駅に立寄った後、2006年4月に廃止となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の陸別駅に向かいました。

 ここでは廃線となった2年後の4月に、ふるさと銀河線りくべつ鉄道 という名称の組織が設立され、車両や施設の保存を目的とした活動がされています。

 早速駅構内に保存されている、多くの車両を撮影してまわりました。


 ラッセルヘッドを付けた、保線用のDLもあります。


 CR75-3 の車体には、銀河鉄道999のメーテルのイラストが大きく描かれていました。


 CR75-101 は、新しい木構造の屋根の下にいます。


 屋根の無いホームには CR-75-1 がいましたが、車体は一部塗装がはがれ、錆が出てきていました。


 もう1両、銀河鉄道999の黄色いメーテルが車体に描かれているのは、CR75-2 です。


 この日の構内は人影がありませんでしたが、休日にはDCの体験運転も行なっていて、賑わっているようです。